RCCラジオ Canvas

【2018.7/20放送】
西日本豪雨災害から2週間
福岡奈織さん 和田菜水子さん

 

豪雨災害から2週間。
ちょうど6日(金)の夜もCanvas放送予定でしたが急遽災害特番となり、3週間ぶりの放送となりました。

番組にはトラベリングエディション担当の福岡奈織さんと、以前ゲストにお迎えした和田菜水子さんをお迎えし、豪雨災害でおふたりが経験されたこと、感じたことをお伺いしました。

福岡奈織さんは安芸区のお住まい。
浸水や土砂崩れなどの被害が多かった地区です。
6日、豪雨のなか家路を目指すも、家の近くを流れる瀬野川が溢れ家に帰る全ての道が途絶えてしまったこと。避難所となった小学校で一夜を過ごしたことなど、実際に経験した等身大の話をしてくれました。
「どんな状況でも、家に帰りたいと思った。」という福岡さんの言葉が印象的でした。
話は「避難する」ことへの家族間の意見のちがいについても及びました。
福岡さんは弟さんとふたりで避難所へ行き、他のご家族は家で夜を過ごしたそうです。
広範囲に渡り避難指示が出た状況で、きっと他の多くの家庭でも「うちは絶対に大丈夫」と思った方が多かったと思います。(恥ずかしながら我が家もそうでした。)

今回、想定外の被害があちこちで起きてしまい、悔やんで悔やみきれないほどたくさんの命が奪われてしまいました。
災害への備えや、災害に対する意識。4年前に学んだ教訓が生かしきれなかったという悔い。私も、福岡さんも、改めて意識の重要性を再確認しました。
(番組では十分に話せませんでしたが、「避難したがらない人をいかに避難させるか」という問題は今後避けることのできない課題のように感じました。)

番組の後半は、和田菜水子さんにも加わってもらい、ボランティアの話を中心に意見を交わしました。
まえばちゃんは、2014年の広島土砂災害を機に移住先の宮城県石巻市から帰広、社会福祉協議会に勤務しながらボランティア活動に携わった経験をお持ちです。

今回、福岡さん、和田さんともに、被害の大きかった町で土砂かきや掃除などの復旧の手伝いを、積極的に行っておられます。
福岡さんは、「ボランティアというより、ただ、一早く元の状態に戻したいというシンプルな気持ち」と自分の住む町で地域の人々と作業する気持ちを語ってくれました。

和田さんは、今回の災害で各地域の日頃からの人の繋がりや関係性の大切さを改めて感じたと教えてくれました。
また、ボランティアとは「出来るときに、出来る人が、出来るだけ」という無理をしない姿勢が必要だと語ってくれました。
現在、広島では多くの地域でボランティアが足りていないという現状があります。
ただ、肉体労働だけがお手伝いではない、と。

被災地のボランティア状況をまとめる仕事や、情報を整理・発信する仕事、近くへ行けなくとも、力になれる方法があることを紹介してくれました。
和田さんが広報を務めている地域情報発信のためのアプリ「ためまっぷ」。
この「ためまっぷ」でも現在、災害支援に関する情報を発信するページを開設しているということで、最後にご紹介いただきました。

自分たちの暮らす広島の町の復旧への道程は長くつづきます。
日常を送ることが出来ている人と、日常を奪われた人。
もし、少しなにかがちがえば、立場が変わっていたかもしれない今回の豪雨災害。
もし、自分がそうなったら、もし日常が突然奪われたらと、想像を働かせること。

同じ時、ちがう場所で動いている時間。
気持ちに寄り添い意識を持ち続けることが、長期的な関わりとなるのではないかと感じました。

オンエアリスト

  1. うたエール(弾き語りver.)/ ゆず
  2. VALON-1 / Salyu
  3. 93 Million Miles / Jason Mraz
  4. タイムライン / クラムボン
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