RCCラジオ Canvas

福岡奈織
アシスタント:福岡奈織

Canvas Traveling Edition

広島の最前線で活躍するさまざまなジャンルのクリエーターがパーソナリティを務めるCANVASのスピンオフ番組。番組では学生時代にピースボートで世界一周も経験した福岡奈緒が、旅が好きなゲストを交えて、旅の記憶と、旅を彩る良質な音楽とともにナビゲートします。
パーソナリティ

【2018.9/28放送】
Canvas Traveling Edition
今週の旅人 伊達文香さん

 

旅をきっかけに人生が変わった、そんな伊達さんのお話を伺いました。
大学生1年生の時、初めてインドを訪れたのは、スタディーツアーでした。
マザーテレサの「死を待つ人の家」でのボランティアなどを通して、いつもの日本の暮らしとは全く違う状況に置かれた人たちに出会った伊達さん。
それから何度もインドに渡り、大学院生の頃、心理カウンセラーになる道をやめ、自分の得意なファッションを活かしてインドで苦しい状況に置かれた人たちにアプローチすべく、コルカタでファッションショーを開催しました。

インド、それは言わずとしれたテキスタイル大国。刺繍や織物など1万種類以上があると言われているそうです。
伊達さんは自分の足でNGOや生産者ひとりひとりに出会いながら、自分のブランドで扱う生地の選定や現地の人たちとのネットワークづくりを行っています。
思わずクスっと笑ってしまうエピソードも織り交ぜながら、インドで出会った人たちの話、刺繍の盛んな北インドの話、インドの女の子とのホームステイの話などお聞きしました。

「itobanashi」というブランド名には、針と糸で刺繍され、衣服になって着る人に渡るその過程のすべてに関わる人たちが、きちんと登場人物として話のなかで光を当てられていてほしいという思いが込められているといいます。
生産者からはその製品を手にとって購入する人が、衣服を着る人からはその衣服をつくる過程に携わった人が、見えるようなブランドを目指しているのだそう。
流通経路が見えず、安く買いたたかれてしまう等のインド刺繍の課題と向き合いながら、日本とインドとをつなぐ架け橋のように物語を紡がれています。

やろう!と決めてからどうするかを考えるんです、という言葉が印象的でした。
やりたいことや目指したいものへの推進力や情熱の中に、関わるすべての人たちへのあたたかい愛情を感じる2時間となりました。

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