広島民話図書館

おじいさんが山で仕事をしていると、
どこからともなく気味の悪い声が聞こえてきます。
「とりつこうか、ひっつこうか」
おじいさんは、どうするのでしょうか。
今回は、庄原市西城町で採録された話です。


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「とっつく、ひっつく」などのタイトルで全国に残る話で、
「とっつく」ではなく、「おぶさりてえ」という声が聞こえる、という
怪談のような話もあるようです。
(山でこんな声が聞こえたら、ホント怖いですね・・・)
今回ご紹介したお話で広島らしいな、と感じたのは
「松のヤニ」がでてくるところでしょうか。
マツタケの産地でもある広島、
広島でかつて松枯れの被害が広がりましたが
昔から広島は松が多い土地柄です。
広島以外の土地では「動物のフン」などが出てくるようですが、
広島の人が語ると、「松ヤニ」になるあたり、
地域性がにじみ出ているなぁと感じます。



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