広島民話図書館

「力持ちの助友」

今回は、世羅町に残る伝説です。

上下町にあるお寺が、釣鐘を新しくしようと世羅町の鋳物師に釣鐘を作ってもらいます。
出来上がった重い釣鐘を運ぼうと上下の人たちが苦労していましたが
助友という男と出会います。


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この伝説のほかにも助友にまつわる数々の伝説があるそうです。
大きな石を担ぎ、石の杖を使い、自分一人で橋を架けたという話。
太田川が洪水にあった時、大きな戸板を持って川に入り、
その水を押したという話。
助友の一荷倉(いっかぐら)と言って、蔵を一棟建てる木材を
全部ひとりで一荷に背負って運んだ、という話。などなど。

民話にはよく力自慢の話が出てきますが
力持ちは子供たちにとってヒーローのような存在だったんでしょうね。

なお、「鋳物師」は「いもじ」とも「いものし」とも読みます。
今回は音で聞いて誰でもイメージし易いように
「いものし」と読んでいます。



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