広島民話図書館

「ぶうりんどの」

ぶうりんどの・・・?
誰かのあだ名?
風鈴か何かが出てくる民話?
何のことかと思われたかもしれません。
私もこの言葉は初めて聞きました。

今は聞かれなくなった広島の言葉ですが
県内で「漏れる」ことを「ぶる」と言う地域があったそうです。
そして、大崎上島町では「雨漏り」のことを
「ぶうりんどの」とか「ぶりんどの」と言っていたとか。

今回は大崎上島町のかたが語る記録が残る「ぶうりんどの」です。


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雨の夜、古い家の中でで話をするおじいさんとおばあさん。
その話に聴き耳を立てる、牛泥棒と狼。
おじいさんとおばあさんは何も知らないけどどんどん話が進んでいく
その温度差のようなものがとっても面白くて、大好きな話です。

3月にも豊栄町の「もる」という話をご紹介しましたが
「古屋の漏り」という話は日本各地に分布していて
今回の「ぶうりんどの」とはまた違った終わりかたです。
話の後半に猿が出てきて、そこから猿の尻尾が短くなったわけを語るもの、
また虎が登場する話では、結局虎は唐の国に逃げてしまう、
という話もあります。

あなたの周りにも聴き耳をたてている人がいるかも・・・!?



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