広島民話図書館

「鶴の恩返し」

今回は、日本で最も知られている昔話のひとつです。
三次市作木町で昭和50年代に採録された「鶴の恩返し」。
皆さんご存知のストーリーと聞き比べてみてください。


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「鶴の恩返し」「鶴女房」は
鶴を助けるのが若者ではなくお爺さんだったり、
話の終わり方も様々です。
そして、鶴ではなくキジやコウノトリなどが助けられて
機織りをする、似たような話も残っています。

ところで、民話には様々な種類の話があります。
この「鶴の恩返し」のように
見てはいけないものを見てしまって幸せが去る話。
(浦島太郎もそうですよね)
また「蛇女房」「蛙女房」といった
動物などが人間の姿に変わって夫婦になる
異類婚姻譚(いるいこんいんたん)に分けられる話も数多くあります。

日本だけでなく、世界中にこのような話は昔から多くあります。
今の時代で考えてみても(少し話は飛びますが)
異類婚姻譚で言うと例えば
「人魚姫」がアリエルというプリンセスとして浸透しています。

いつの時代も人々の心に染み込んでくるストーリー。
だからこそ「鶴の恩返し」も現代まで
認知され続けているのかもしれませんね。



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