ナチュラリスト読書会


こんなコーナーをやっていると、時々「いい本があるよ」とすすめられることがある。
自薦に「他薦」が加わると、コーナーが軌道に乗ってきた証だ。
とてもうれしい!
広島在住 フリーランスのディレクターにすすめられた一冊が
「男は顔が名刺 ~初対面での印象は0.2秒の「表情グセ」で決まる」

著者のKatsuyoさんが電話で生出演。
顔にはいくつも筋肉があり、筋肉があるということはコリもあり、
コリをほぐさなくてはだめ、いい表情を見つけましょう、と教えてもらった。

アメリカのコメディエンヌ フィリス・ディラーさんの名言にこんなのがある。
『A smile is a curve that sets everything straight.』
スマイルはすべてのことを正す曲線。

衣笠祥雄さんの追悼番組を見て、あらためて素敵な笑顔に魅了された。
満面の笑み!
衣笠さんの笑顔は、すべてのことを正す曲線だったのだと思う。

しかめっ面で、なにかを正すことなんてできないんだ!
賢者は、曲線で正す!
そんな笑顔を持つ人になりたい。
てへへっ。笑ってみた。
               一文字弥太郎



番組の裏方には、ディレクターとミキサー、女子大生スタッフがいる。
ゲストがいなければ、私と岡さんと計5人で進行している。
テレビに比べはるかに少人数、ラジオはこの少人数も魅力だ。
チームなので、みんなで助け合う。いや、助け合わねばならない。
まして、大橋ディレクターは入社2年め、経験も少ない。
みんなで助けなければならないが、「助ける」というのはどういうことだろう?
そんなことを考えながら手にしたのが「極上の孤独」という一冊。

   「極上の孤独」下重暁子 著 幻冬舎新書 780円+税

そして、自分たちのことを振り返った。
『そうだ!最強のチームは「極上の孤独(者)」の集団ではないのか?!』
ディレクター、ミキサー、女子大生スタッフ、そしてパーソナリティ
それぞれが自分の「孤」を見つめ、「極上」を構築すれば・・・
間違いなく、チームはさらに強くなると思った。

この本にも引用されている
16世紀スペインの詩人、サン・フアン・デ・ラ・クルスの詩が素敵だ。

   『孤独な鳥の五つの条件』
  一つ 孤独な鳥は高く高く飛ぶ
  二つ 孤独な鳥は仲間を求めない,同類さえ求めない
  三つ 孤独な鳥は嘴 (くちばし)を天空に向ける
  四つ 孤独な鳥は決まった色をもたない
  五つ 孤独な鳥はしずかに歌う

きょう、大橋ディレクターが「ここの曲、カットしましょう。いいですか?!」と。
もちろん!!
僕たちは、瞬間にひらめく、孤独なディレクターの演出で生かされているのだ。

     一文字弥太郎



毎月第2週の読書会は、ジュンク堂書店広島駅前店の三浦さんに本をご紹介いただいています。
今月のラインナップは…

【オススメ】
天に向かってつば九郎 漫画:まがりひろあき 講談社
うえむらちかのカープごはん。 うえむらちか ザメディアジョン
崩れる脳を抱きしめて(広島本大賞 小説部門受賞) 知念実希人 実業之日本社
カウンターの向こうの8月6日(広島本大賞 ノンフィクション部門受賞) 冨恵洋次郎 光文社
ちゃんと食べとる?(広島本大賞 ノンフィクション部門受賞) 中本忠子 小鳥書房

【ジャケ買い】
サイコパス解剖学 春日武彦×平山夢明 洋泉社
本のエンドロール 安藤祐介 講談社
おのみち怪談 東雅夫/光原百合/青井典子/門賀美央子/林良司 本分社

でした。
今月は一文字さんが「おのみち怪談」を購入!
皆さんも気になった本、手に取ってみてくださいね♪



昔は、よく怒ってたなあ。
あれ、自分を鼓舞したかったんだよね。
うまく行かないことを自分より弱い人のせいにしたかったんだよね。
もっと言えば、徹底的に『支配』したかったんだよね。
すべてこっちの都合で、怒られる人にとっては、とても迷惑な話だ。
「ごめんなさい」と何度謝っても足りないだろう。
自分も理不尽に怒られて、やっと気づいた。
怒る人は、だめだって。
その時、猛烈に反省した。

読書会でこの本を紹介したら、50歳代の女性から
「結婚してからずーっと、姑と夫に怒られている。
昔は反論して怒り返していたけど、今は心の中で笑ってやり過ごしている」、
というメールをいただいた。
そう、怒り返すなんてもったいない。怒りは、喜びを破壊するのだから。
気づいた女性には、きっと喜びが訪れているはず。
気づけよ、いい年した姑と夫よ!
というわけで、この本、あなたの家の本棚に、ぜひ。

              一文字弥太郎



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