ナチュラリスト読書会


昔、「BBR」をやってるときは
「倒れる時も前向きに」なんて言ってたなあ。恥ずかしいなあ。
若さの象徴かも知れないけど。
倒れちゃいけないんだよ、何があっても。
今なら「倒れそうになったら、保健室へ行け、逃げろ!」と言いたいよ。

我慢が美徳の昭和があってね。思い出すと・・・
「何が不満なんだ、昔はもっと恵まれてなかったんだぞ」
「いじめで学校行けないだと?!社会に出たらもっと厳しいんだぞ」
「先生が暴力?それは愛だ」
これらの台詞の後に必ず「我慢しろ!」が続く。
弱い僕でもね、逃げることが「悪」「かっこ悪い」と見なされる気がして、懸命に我慢した。
だって「いじめられる方が悪い」なんて論理もまかり通っていたからね。
とにかく、おとなたちは「我慢しろ」「我慢しろ」と言って選択肢を広げて来なかった。
で、昭和から平成 自殺は増え、ブラック企業も増えた。我慢した末がこれだ。
だからさ、理不尽なことに、もう我慢しなくていいんだよ。
理不尽なことに我慢しても、いい世の中にならないんだよ。
それは歴史も証明している。
実はさ、おとなは隠していたけど、我慢しなかったら「選択肢」はたくさんあるんだよ。
君を助けてくれる人や方法って意外にたくさんあるんだ。

我慢するの、もう無理!!!!!!と思ったら、
とりあえず、無脊椎動物を見に水族館へ行こう。
骨抜きになって、学校や会社へ行かなくていい。
水族館のもつ陰気な艶めかしさに魅了されよう。
無理に陽気になる必要なんてないんだ。

この本から学んだこと。
倒れるんじゃなくて「陰気で前向き」、これでいい。

               一文字弥太郎



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