ナチュラリスト読書会


最初になりたかったのは、近所にいたプラモデルが得意なあんちゃんだった。
「あんな風になりたい」
でもなれなくて、次にまたなりたい人を探す。
何度も何度もそれを繰り返して、なりたい人に近づいて行く。はずだった。
とてもとても憧れの人にはなれなくて、絶望の方が多かった。
それでもまだ、何かになりたいと願っているときは幸せで
何をすればいいのか、どこへ行けばいいのか、
いやもうどこにも行きたくないし、
カフカのように虫でいいや!
とにかく、今の自分が大大大嫌いで、夏の太陽で蒸発したいくらい。
そんなときもあった。

自分を変えるには、どうすればよいのか?永遠に悩み続けるのだろうか?
それともいつか、もう「変身」を願わない日が来るのだろうか?
そのとき、どんな「自分」なのだろう?

「ヘンシーーーーン」
掛け声ひとつで、君にふさわしい人に変身できたら・・・。
AIよ、いつかそんなヘンシン・ベルトを作ってくれなかい?!

進化とは変わり続けることらしい。
自分が進化しているかどうかは疑問だが
びしばしリスナーだったリングネーム「光の青年ランナー陸上部」は、
絵本作家「つぼいじゅり」に変身した。
見事だ!
そして、「いもむしパン」も華麗に変身するぜ。

               一文字弥太郎



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