ナチュラリスト読書会


僕は今、猛烈に本を読んでいる。
昔からこんなときは、心の中が「不安」。不安だから、本を読む。
不安なのは、今の状態。
僕はラジオではフリーランスなので、大きな組織には属していないが
いつのまにか「番組=組織」を牽引する立場にいる。
家族だって組織みたいなもんだし、
さて僕の『組織』は、大丈夫なのだろうか?
そんな不安にかられて読んだ一冊。
日本語を含め17カ国語に翻訳され、
累計35万部を突破するベストセラーらしい。
ということは、みんな不安なのか?!

理想は
『個々が自分らしさを最大限に発揮しながら、自ら意思決定をしていく組織』
30年前、僕はそんなテレビ・ラジオの組織に憧れて、三原から広島に来た。
理想の組織がここにある気がした。いや、あった!
でも、今、どうなんだ?!
自分らしさは誰かに預けて、意思決定は先延ばし、
些細な責任でも問われると必死に言い訳してないか?!
やれやれ、理想の組織はどこにある?
自分で造らなければならない。
だから、不安。この本を再読する。

             一文字弥太郎



リスナーからいただいた本を読んで、番組で紹介するという新しいパターン。
おもしろかった、一気読みした。
ホストがクラウドファンディングで「子育て」!
奇妙な発想が実はまっとうなのでは、と思えるストーリーに喝采。

『こどもは愛の結晶だから』
『子育ては、やっぱり実の親じゃないと・・・』
最近、そんな思考停止の常識にうんざりしていたので、とても新鮮でした。
著者のメディア論にも拍手!
読後、心が新しくなるような一冊です。

             一文字弥太郎



第2土曜日の読書会は、
ジュンク堂書店 広島駅前店 三浦さんのジャケ買い!

◎今月のオススメ
・棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか/棚橋弘至/飛鳥新社

◎今月のジャケ買い
・着たい服がある1/常喜寝太郎/講談社
・ニッポン47都道府県 正直観光案内/宮田珠己/本の雑誌社
・スクリプトドクターのプレゼンテーション術/三宅隆太/スモール出版
・三千円の使い方/原田ひ香/中央公論新社
・家族の言い訳/森浩美/双葉社

今月は、一文字さんが『着たい服がある』、『家族の言い訳』の2冊、
岡さんが『スクリプトドクターのプレゼンテーション術』を購入!
みなさんも気になった本、ぜひ手に取ってみてくださいね^^



歴史って大嫌い!
ずっと暗記ばかりさせられてきたから。
種子島に鉄砲が伝来した「年」は知ってるけど、
それが時代にどんな影響を与えてきたかを知ったのはずっと後だ。
大学を卒業して、坂本龍馬関連の本に出会い、
龍馬を心酔し、高知が好きになり、京都に墓参り・・・
その程度のミーハーな僕に、
いつも本を買い取ってくれる岩書房の小林さんが
「おもしろい本がありますよ」と教えてくれた一冊。
それが「広島藩の志士」
スクープですよ、これは!
みんなもっと驚こうよ!事件ですよ、これは!
明治維新の歴史が覆ります!
2月23日の「深堀シャベル」で、
著者 穂高健一さんのインタビューをお届けしますが
もっと特集したい史実があるんです!
やりますよ!やりましょう!

「歴史から学ぶ。それには歴史が真実でなければならない。」
穂高さんの言葉を旗印に。

             一文字弥太郎



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