ナチュラリスト読書会


青春時代に
「びしびしばしばしらんらんラジオ」を聞いてくれていた
リスナーがおとなになり、とても活躍している。
そして最近、そんなびしばしリスナーとの再会が続いている。
人を介して、あるいはSNSで。
再会と言っても、初対面なので名刺を交換する。
すると、元リスナーが「弁護士」「IT会社社長」「絵本作家」
「テレビドラマのセットを作る美術チーフ」「博物館学芸員」・・・なのだ、凄い!
『うだつがあがらない連盟、あれ以上おもしろいものはない』
『らんスタのパンツの色、予想が当たったときうれしかった』
『染谷俊さんの曲、今も宝物です』
何十年も前のことが鮮明なのは、とがっていた思春期のせいなのだろう。
基本、他人の成功には嫉妬するが、
元リスナーの成功は素直に喜べる、うれしい。

そんなリスナーとの再会の火付け役となったのが・・・。
ある日、玉城ちはるさんが2スタに一人の男性を連れてきた。
びしばしのリスナーらしい。
玉城さんは、人をつなぐのがうまい。
自分のことはグイグイくるが、人をつなぐときはソフトタッチだ。これがいい。
その日は、アバウトな自己紹介だけで終わったが。
後で聞いてみると
彼は独創的なソフトウェアで、精神科医療のカタチを変えようとしている。
『遅れたままの、旧態依然とした精神科病院でいいのか?!』
医師ではないが彼の思いは熱く、まるで医師以上だと感じた。

そんな彼に一冊 本を紹介してもらった。
これがそれ。
驚いた!なんだ、これ?!日本の精神科病院って、どうなってんだ?!
もっともっと彼の思いを届けたいと思いつつ、読破した一冊。
著者の熱量も沸点を越えている。

               一文字弥太郎



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