今週の深堀シャベル

昔行ったあの場所、覚えてはいるけれど、遠くて今はもう行くのが難しい…
そんなお年寄りの皆さんに、仮想旅行を楽しんでもらおうという
取り組みをされているのが、登嶋健太さんです。

登嶋さんが使うのはVR(バーチャル・リアリティ)。
お年寄りの方の思い出の場所を、登嶋さんご自身が訪問して
撮影した映像による、仮想旅行を楽しんでもらうというサービスです。

これまで登嶋さんが訪問した場所は、国内海外ともになんと30か所以上!
撮影の事前には聞き取りをして、状況なども考えながら撮るそうです。

思い出から会話が生まれますし、
その場所にまた行きたいとリハビリを頑張る方もいらっしゃるとか。
さらに、360度の映像を幅広く見るために、自ら立ち上がって歩き出す方も。
自分が見たいと思うものを見ることができるので、
動き出す原動力になっているようです。

また、アクティブシニアの方々には、撮影をお願いすることもあるのだとか。
360度カメラで撮影することで、写真やビデオで見せきれない部分をカバーでき、
実際にその場所の記憶を持っている方が、自分の好きなように見ることができます。

VRを取り入れたいと感じた介護現場の方は、登嶋さんが所属されている研究室
(東京大学 先端科学技術研究センター 稲見・檜山研究室)にご連絡をしてみたり、
登嶋さんのホームページもぜひご覧になってみてください。



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