今日のおひルームには、番組準レギュラー詩人のアーサー・ビナードさんを
スタジオに迎えました。
今日はアーサーさんが、ローソン・フサオ・イナダさんという日系三世の
詩人の1篇の詩を紹介。
戦争中に強制収容所で出兵に赴く叔父さんと交わした約束を綴った
「魔法のビー玉」という内容で、著書「さがしています」の中でおなじく
遺品のビー玉を扱ったアーサーさんは、イナダさんの詞の表現力にとても
感銘を受けたのだとか。
今後もイナダさんの詩を和訳したいと意気込み、これからどんな訳が生まれて
くるのか楽しみです。
おひるーなプラスでは、「『根拠あるケア』が認知症介護を変える
尊厳ある介護」という本を出版した呉ベタニアホーム統括施設長の
里村佳子さんを迎えて、いまやとても身近な問題となっている
認知症介護について教えてもらいました。認知症は65歳以上では
4人に1人がなるといわれている時代で、どんな心構えをもって
介護に挑めば良いのか。当事者の立場から、家族の立場から、
現場スタッフの立場から、経験に基づく言葉が綴られています。
★里村さんの著書、
「『根拠あるケア』が認知症介護を変える 尊厳ある介護」は、
岩波書店から発売されています。 (1,800円+税)
里村さんにはまた今後もスタジオに来ていただこうと
思っているので、認知症介護でお悩みの方質問などあれば
番組までお寄せください!