RCCラジオ ラジプリズム

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  • 2018年09月13日(木)

    木曜日!!

    部員は好きだと叫びたい!

    9月3日 月曜ラジプリズムのミーティングにて取り上げた、「大きな声で“好き”を叫ぶ!」。
    人、モノ、ジャンル、概念…たくさんの、そして有形無形の“好き”が番組に寄せられました。

    ただ…前回の企画では、カンダと動道が「部員に代わって」声を放送に乗せたわけですが
    その“好き”の熱量は、本人の声でしか、百パーセント表現できないのではないかと。
    もしかしたら、「俺の想いはそんな勢いじゃ足らねえ!!」と思っていた部員も
    いるのではないかと。

    「好きなものを好きでいること」を全力で肯定したいラジプリズム。
    今日は、『部員は好きだと叫びたい』と題して、
    部員に電話をつないで、部員本人の声で、「好き」という想いをぶちまけてもらいました。

    今日電話出演してくれたのは…
    部員ネーム:あッキー
    部員ネーム:スカイグレー
    部員ネーム:ファルコ
    部員ネーム:ピッカンテ
    部員ネーム:横川電気鉄道
    部員ネーム:おまるるん
    の6名でした。


    語ってみた。

    今日の語ってみたは…『君の膵臓を食べたい』

    住野よるのデビュー作(小説家になろう投稿作品)2015年に出版、累計発行部数260万部。2017年に実写映画化、2018年にアニメ映画化。

    【あらすじ】
    主人公「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本。それは「僕」のクラスメイトである山内桜良 が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となった僕は「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことで、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していきます。

    ◎ 答えを知っているミステリー的作風
    最初のシーンは「桜良」のお葬式から。そして、インパクトのあるタイトル「君の膵臓をたべたい」という言葉は、物語のはじめに「僕」が「桜良」に送ったけれど、読んでもらえたかわからない「最後のメール」の文面であることが示されます。先に終わりがわかっている物語。2人の関係の終わりをすでに知ってしまっている状態で進んでいくストーリーです。これは犯人が分かっていて事件を追いかけるコロンボ系のミステリーと同じような引きがあり、どのタイミングで、な理由で「君の膵臓をたべたい」というメールを送るのか、という事を気にしながら観る:物語にどんどん引き込んでいく効果があると思います。このメールが送られる=「桜良」の死という事は分かっているにも関わらず、それでもそのシーンで大きな喪失を味わってしまう仕掛けが、本作の大きな特徴だと思います。

    ◎ インパクトの大きなタイトルと絵
    タイトルのインパクトとギャップの大きなパッケージの儚く美しいイラスト。タイトルは早々にメールの文面であることが明かされますが、内包する謎で最後の最後まで物語を引っ張ります。そして美しいイラストは「桜の木」をキーワードに映像化されました。実写も印象的に桜が出てきますし、アニメでは現実以上に美しい桜並木が物語に添えられます。この現実以上に美しい景色が、物語の儚さをより強調しているように感じました。

    ◎ 「生きる」事を考えさせる作品
    この物語を見ていない人は「命の期限が迫った男女の”恋愛”作品」という風に考えているかもしれません。ですが、見終わった感想は恋愛要素はさほど大きくはない、です。大切な人にはなっていきますが、それは恋とは違う、双方の人生に色どりを与えてくれたキッカケの人という感じです。この「恋愛」的な側面が強調されない事もこの作品が面白い要因の一つだと思います。本質は死を現実のものとして感じながら生きている咲良の生き方に影響されて「僕」が生きる事や生き方と向き合う物語です。

    ★現実離れした美しさの中で「生きる事」に向き合える、喪失感の大きな感動作。

    OA曲

    ♪愛を叫べ/嵐
    ♪今、話したい誰かがいる/乃木坂46
    ♪君じゃなきゃダメみたい −OxT ver.−/OxT
    ♪ファンファーレ/sumika
    ♪面影ワープ/nano.RIPE