テーマは「自助」「共助」「公助」
今年は広島市で77人が亡くなった2014年8月の「広島土砂災害」から10年を迎えます。
1999年には32人が犠牲となった6.29豪雨、2018年には県内だけで152人(関連死含む)が犠牲となった西日本豪雨が発生しました。
これらは風化させてはならない「広島の記憶」であり、広島に暮らす人にとっての安心・安全な暮らしと、“雨の季節“への備えとは、きってもきれないものです。
RCCラジオでは自助、共助、公助をテーマに防災・減災へ向けた普段からの備えや、企業・自治体の取り組みをとどけます。
防災メモ
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いざというときに役に立つラジオ。
停電時でも使える携帯ラジオは災害時の情報源になります。
予備の電池もお忘れなく。
本名正憲
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災害発生時、安否確認の電話は、助けを求める電話の妨げになります。
安否確認は災害伝言ダイヤル「171」(を利用しましょう)。
横山雄二
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冠水した道路を避難するときには、歩きやすい格好で。
長靴は水が入ると歩きにくくなるので、履きなれたスニーカーを選んでください。
石橋真
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災害時、優先して使える公衆電話。近所のどこにあるかご存知ですか?
練習がてら、お子さんと一緒に公衆電話を使ってみましょう。
田口麻衣
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「古い神社は災害に強い立地にある」という研究があるのをご存知ですか。
地名や伝承、石碑から災害のリスクを知ることも大切なことですね。
岡佳奈
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土石流は、発生して1分後にはふもとの住宅を襲います。
起きてからでは間に合いません!!
事前の避難が大切です。
下江美帆(気象予報士)
特別番組
- 番組タイトル
- 中四国ライブネット 広島発聴いてAction!防災・減災プロジェクト
- 放送
- 6月16日(日)18:00〜20:00
- 出演者
- 小林康秀(RCC中国放送アナウンサー)近藤志保(RCC気象予報士)
小林康秀
近藤志保
- 番組内容
- 広島市で77人が亡くなった2014年8月の「広島土砂災害」から今年で10年。
その4年後の2018年には、広島県内だけで関連死を含めて152人が犠牲となった西日本豪雨が発生しました。
10年前のあの日、広島では何が起こり、そして人たちは何を見たのか?
今年も、雨の季節を迎え、広島に暮らす私たちは、あの日の記憶を「備え」として生かす必要があります。
RCCラジオでは今月、普段からの備えを呼びかける、防災・減災キャンペーンを実施しています。
今回のライブネットでは、「広島土砂災害」から次の災害へのActionを起こさせる、そんな2時間の生放送をお送りします。
番組特別企画
本名正憲のおはようラジオ
6:39頃~
- 6月10日(月)
- 【取材リポート】広島土砂災害から10年、八木の今
広島市豪雨災害伝承館・副館長 松井憲さん
- 6月11日(火)
- 【取材リポート】予想を超える来館者 豪雨災害伝承館の目的
広島市豪雨災害伝承館・副館長 松井憲さん
- 6月12日(水)
- 企業での豪雨災害への備え
復建調査設計株式会社 中瀬有祐さん
- 6月13日(木)
- 水田の多面的機能について
JA広島中央会 総務企画部・次長 木山義仁さん
- 6月14日(金)
- 【取材リポート】 豪雨災害伝承館の研修体験
広島市豪雨災害伝承館・副館長 松井憲さん
まるっと日常ワイド えんまん。
15:30頃~
- 6月17日(月)
- 日本トイレ研究所の代表 加藤篤さん
災害時に困らないための、トイレの備えについて
- 6月18日(火)
- 神戸学院大学 現代社会学部 社会防災学科 教授 中田敬司先生
災害の現場からみた防災意識の課題」
- 6月19日(水)
- 広島県 みんなで減災推進課 苫米地聖さん
いまのうちに作っておこう、わが家の避難計画!
- 6月20日(木)
- JAグループ広島 木山義仁さん
水田の多面的機能と平時からの食料安全保障の確保