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  3. 大妻コタカの生涯

今から140年前、広島県の世羅町に生まれた大妻コタカ。
明治・大正・昭和の時代に立ち向かい、
ただ一筋に女子教育の道を切り開いた生涯を
ラジオエッセイ風に辿ります。

写真提供:大妻コタカ記念会

最新話

Latest Episode

放送予定・アーカイブ

Schedule・Archive

1話~6話

第1話 10月4日放送

コマッタ子のコタカ誕生

第2話 10月11日放送

負けず嫌いの小学生

第3話 10月18日放送

忘れられない言葉

第4話 10月25日放送

大好きな母との約束

第5話 11月1日放送

夢に向かって東京へ

第6話 11月8日放送

運命の出会いは突然

7話~12話

第7話 11月15日放送

裁縫と手芸塾の始まり

第8話 11月22日放送

実技実学の精神

第9話 11月29日放送

大妻技芸学校の開校

第10話 12月6日放送

校訓は「恥を知れ」

第11話 12月13日放送

女性たちの自立自存

第12話 10月20日放送

夫婦で叶えた新校舎

13話~18話

第13話 12月27日放送

震災からの再出発

第14話 1月10日放送

ほめ上手になりたい

第15話 1月17日放送

ふるさとの出世神社

第16話 1月24日放送

良馬と歩んだ道を前へ

第17話 1月31日放送

自分「らしくあれ」

第18話 2月7日放送

活躍の場はマスコミに

19話~25話

第19話 2月14日放送

戦時下に考案した帯

第20話 2月21日放送

思いがけない試練

第21話 2月28日放送

苦難を乗り越えた先に

第22話 3月7日放送

ダムの底に沈んだ郷里

第23話 3月14日放送

ごもくめしのような人生

第24話 3月21日放送

私は大妻の感謝役

第25話 3月28日放送

最後の帰郷

ナレーターさいねい龍二

ライター角田 雅子

さいねい龍二

さいねい龍二

東広島市出身。2001年ファッション誌『BOON』の専属モデルとしてデビュー。2002年NTV『ごくせん』で俳優デビューし、以降様々な作品に出演。2015年からは地元広島に帰郷し、情報番組のMCやコメンテーターとして活動しながら、世羅町で、『さいねい農園』の運営もおこなっている。RCCラジオでは、『さいねいレストラン』のパーソナリティもつとめる。
代表作『特捜戦隊デカレンジャー』、『SPEC』シリーズ、『孤狼の血シリーズ』など。

大妻コタカ

大妻コタカ(1884-1970)とは ─大妻女子大学HPより─

明治17(1884)年に広島県世羅郡三川村(現・世羅町)に生まれる。
山間の集落に生まれたコタカでしたが、農業と両立させながら勉学に取り組み、高等小学校へと進学。17歳で母校の代用教員となる。

明治35(1902)年に上京したコタカは、和洋裁縫女学校で洋裁を学びつつ、東京府教育会附属の小学校教員伝習所へ通うなど勉学を続け、明治40(1907)年に鎌倉尋常高等小学校の教師となる。同年、大妻良馬と結婚。

結婚後も教育に対する情熱は冷めることなく、コタカは明治41(1908)年、24歳で私塾を開設。以来、昭和45(1970)年に85歳で亡くなるまで、その生涯を女子教育に捧げる。

教育功労者として、昭和29(1954)年に藍綬褒章、昭和39(1964)年に女子教育者初の勲三等宝冠章を受章。さらに没後、昭和45(1970)年に従四位勲二等瑞宝章受章、平成14(2002)年には広島県世羅郡甲山町(現・世羅町)から名誉町民賞が授与される。

この企画は、世羅町合併20周年記念と、世羅町出身の教育者で女性リーダーの草分け的存在・大妻コタカの生誕140年を機に、同氏の生涯を辿るオーディオコンテンツを制作、RCCラジオでシリーズ企画として放送するものです。