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RCCラジオ Canvas

岩竹香織
アシスタント:岩竹香織

広島の最前線で活躍する、
さまざまなジャンルのクリエーターが
金曜日の夜、週代わりでRCCラジオのメインパーソナリティとして登場。
自らの仕事の話、趣味の話、これまでの生き様、好きな音楽など、
クリエーターが白いキャンバスに絵を描くようにお送りする2時間の生放送。
広島の若者たちに
熱いメッセージを届けます。
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禅ぱん 折出隆幸さん


西日本豪雨から1年。昨年の特別番組にご出演いただいた折出さんをお迎えし、豪雨災害からの1年を伺いました。

「禅ぱん」は安芸郡坂町鯛尾にある、自家製酵母で作るベーグルやおやつが人気のお店です。折出さんにとってもともと生まれ育った土地だったという坂町鯛尾の街並み。山と海に挟まれ、店まで続く道からは、尾道にも似た懐かしい風情が残る景色が広がります。

災害から10日経ってお店を再開した禅ぱん。JRが止まっていることもあり、お客様の来店が激減したそうです。SNSで当時の状況や思いを発信した折出さんは、日常と災害の狭間で様々な感情を抱きながら、営業を続けました。
そんな中、今年の春に一人の男性が来店。現在、坂町の被害状況で行方不明のかたが「1名」おられるのですが、お店にいらしたのはその方の旦那様だったのです。奥様が大好きだったのが禅ぱんのベーグルだったそうで、ずっとずっとお店に来たかったけれど来ると思い出してしまうから来ることができなかったと涙ながらに伝えてくださったそうです。
同じ坂町に暮らすご近所さんや、「こんな時だから」と遠方から注文をくれるお客様、いろんなお客様の存在を改めて感じながらお店を営む1年だったと振り返ってくださいました。

番組の後半は、「禅ぱん」が出来るまで。それから美味しさの秘密について伺っていきました。
サラリーマン時代に育児休暇を取得したことがきっかけでぱん作りを始めた折出さん。ぱん作りの師匠は奥様だったそうで、様々なぱん作りの中でもお二人が大好きなベーグルを作る機会が自然に増えていったそう。
育休後、会社勤めに戻る折出さんですが仕事が忙しく、家族の時間が取れなくなってきたことが決断のきっかけとなり、奥様にお店をもつことを提案、折出さんのあだ名からとり「禅ぱん」という名前のお店を開店させます。
禅ぱんのベーグルの特徴はなんといっても自家製酵母。趣味でぱん作りをしていた頃から大切に育ててきた酵母たちが、深い風味やモチモチの食感を作り出しているそうです。

お話を伺っていてすごく感じたのは、折出さんの家族への思いやその距離感。昨年の災害後、特に感じたという「お店を守るより、家族を守る方が大事」というその思いが言葉の中にじわじわと感じられ、こうして災害から1年経つ今回の機会にお会いできたこと、改めてとてもありがたく思いました。

番組の最後には、ゲストによる生演奏のサプライズがありました!禅ぱんの周年イベントでもライブをされたという唄うたいカワムラさん率いる「ぱんぱかトリオ」が生演奏を披露してくださいました!歌ってくださったのは『明日晴れたら海へ行こうじゃないか』でした。いまだ、災害の爪痕が残る坂町ですが、歌を聴きながら、禅ぱんへ向かう道すがら広がる瀬戸内海の優しい海が目の前に広がりました。

  1. オンエアリスト

    1. ハンバートハンバート / メッセージ
    2. フジハラカナコ / P.S.
    3. bonobos / Cruisin’ Cruisin’
    4. tofubeats / RIVER
    5. ぱんぱかトリオ / 明日晴れたら海へ行こうじゃないか (生演奏)

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