1. RCC TOP
  2. RCC ラジオ
  3. Canvas
  4. Canvas(アシスタント:岩竹香織)
  5. 美術監督 部谷京子さん

RCCラジオ Canvas

岩竹香織
アシスタント:岩竹香織

広島の最前線で活躍する、
さまざまなジャンルのクリエーターが
金曜日の夜、週代わりでRCCラジオのメインパーソナリティとして登場。
自らの仕事の話、趣味の話、これまでの生き様、好きな音楽など、
クリエーターが白いキャンバスに絵を描くようにお送りする2時間の生放送。
広島の若者たちに
熱いメッセージを届けます。
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

映画の美術監督で、広島国際映画祭の代表も務める部谷京子さんをお迎えした2時間。映画一筋の部谷さんの人生を振り返るのに2時間という時間はあまりにも短い、けれど限られた中でもしっかりと映画への愛と広島への想いを受け取ることの出来た、貴重な時間となりました。

美大時代から円谷プロダクションでアルバイトをしていた部谷さんは、自分の手がけたセットがテレビを通じて視聴者の元に届くやりがいを「天職」と感じ、映画の世界へ飛び込むことを決意。昼も夜も撮影やロケに追われる日々を過ごしながらも経験を重ね、多くの技術を身につけていきます。黒澤明監督作品にも助手として参加するなど、自分の夢を実現させながら、ついに美術監督デビューを果たしたのは、周防正行監督の作品『シコふんじゃった』でした。まだ女性の活躍が少なかった映画の世界で、「土俵」を作ることになった部谷さん。周りからの協力が得られなかった中でいくつかの難関を乗り越えながら実現したこと、とても象徴的な出来事だったと初美術監督作品を振り返ってくださいました。
同じく周防監督作品で、日本アカデミー賞全部門受賞を果たした作品「Shall we ダンス?」のお話も伺いました。入念なリサーチを元に作られたダンスホールや予期せぬ失敗のエピソードなど、日本アカデミー賞受賞の裏で様々なドラマがあったことを部谷さんがユーモアに、そしてチャーミングにお話してくださいました。

番組の後半では、11月22日(金)〜24日(日)に行われる「広島国際映画祭」について伺いました。今年、11年目を迎える映画祭、これまで参加してくれた若手監督が、長編映画を携えて参加してくれることや、片渕須直監督との積み重ねてきたワークショップや映画上映に至るまでのストーリー、ボランティアやスタッフの士気の高まりなどなど、長く続けているからこそカタチになったプログラムについてもご紹介いただきました。

映画への愛がお話の隅々にまで詰まっている部谷さんの言葉。ともに作品を作っていく監督や俳優とのエピソードは、心熱くなるものばかりで、改めて映画が大好きになりましたし、「人の手」により作り出させる映画のパワーを感じることのできた2時間でした。「映画が好きで、広島が好きで、人と繋がりたい」と、番組を締めくくってくださった部谷さんは、情熱と愛情に溢れ、ピュアでチャーミングな女性、またご一緒したいと思う、魅力溢れる人生の先輩でした。

  1. オンエアリスト

    1. 林檎の木の下で / おおたか静流
    2. Shall we ダンス? / 大貫妙子
    3. 花、闌の時 / 吉永小百合、阿部寛、北の桜守隊
    4. 広島国際映画祭のテーマ曲「キネマトグラフ」/ ジ・白川バンド

BACK