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  5. 酪農家 田島あゆみさん

RCCラジオ Canvas

岩竹香織
アシスタント:岩竹香織

広島の最前線で活躍する、
さまざまなジャンルのクリエーターが
金曜日の夜、週代わりでRCCラジオのメインパーソナリティとして登場。
自らの仕事の話、趣味の話、これまでの生き様、好きな音楽など、
クリエーターが白いキャンバスに絵を描くようにお送りする2時間の生放送。
広島の若者たちに
熱いメッセージを届けます。
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安芸高田市で酪農業を営む田島あゆみさんをお迎えしてのCanvas。「酪農」の仕事について話を聞くのは初めてのことで、知らないことばかりの貴重な2時間でした。

もともと農林水産省にお勤めだった田島さん。霞ヶ関での勤務の後、鹿児島県へ出向したことで農業に対する興味が湧き、さらに北海道の牧場で研修を経験されたことで「酪農業」への転身を決意されます。広島に戻ってから世羅の酪農家で働き始めた田島さんは始めて2ヶ月ほどで「自分で酪農業を営みたい」と独立を思うようになったそう。全ての仕事がそうであるように酪農の仕事も農家によって方針やスタイルが違うといいます。北海道で出会った酪農家の奥様の、牛に対する愛ある姿勢を見て酪農の道に進むことを決めた田島さん。自分の中で実現したいスタイルを夢に抱きながら、1年間の住み込みを経て独立されました。

2019年春、20頭の牛とともに酪農をスタートした田島牧場。酪農家の生活サイクル。一頭あたり出る乳の量。乳を出すためにお産を繰り返すお母さん牛のこと。生まれた子牛が乳牛になるまでの生活。乳牛として活躍できる数年間とその後のこと。普段口にしている「牛乳」がどんな背景で作られているか、初めて知ることばかりでした。1頭1頭異なる性格や個性がある牛との生活は本当に楽しいとこの1年間を振り返ってくださいました。

もともと一人で牧場を始めた田島さんですが、のちに会社員だった弟さんも一緒に働くことに。これは、田島さんも驚きの展開だったそうです。家族で代々営まれることが多い酪農の世界で、女性一人、しかも34歳という若さで独立した田島さんに、奇しくも家族がメンバーに加わり現在は2人体制で行っているとのこと。牛達との生活の中で一番嬉しいのは、出産に立ち会うときだそうで、この1年間で20回もの出産に立ち会い、中には大変な難産にも立ち会ったそうです。産まれて1時間もすれば自分で立ち上がる子牛。産まれてすぐお母さん牛の乳を飲むわけですが、飲んだ量を把握するためにお乳をあげるのは田島さんの役目。絞ったお乳を大きな哺乳瓶であげる時はとても幸せな気持ちになると、愛おしそうに教えてくださいました。

命ある生き物とともに働く酪農の仕事。2時間通して、仕事としての豊かさを感じると同時に、田島さんの覚悟が伝わってくるお話ばかりでした。日本における農業の現状。(田島さんがもともと関心を持っていた)食糧問題。酪農のイメージと現場。「いつか自分もファームステイの受け入れ先となり、新しいメンバーを増やすきっかけを作りたい」と締めくくって下さった田島さん。大きな視野で働いたかつてのご経験と目の前の命と向き合う今のご経験。その両方を知っているからこそ見えている未来。とても貴重なお話を伺うことが出来ました。

  1. オンエアリスト

    1. A Hard Days Nights / The Beatles
    2. Week! / Do As Infinity
    3. 宙船 / 中島みゆき
    4. brotherhood / B’z
    5. クロノトリガーメインテーマ
    6. Oriental wind / 久石譲

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