今週は、NEXCO西日本からのお知らせです。
今の時期、雪が降る中で車を運転される方もいらっしゃると思います。
今日は、冬の高速道路を使うときに知っておきたい情報、気を付けることについて
ネクスコ西日本中国支社・保全サービス統括課の熊代大輝さんにお話を伺います。
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Q.冬の高速道路を走行するにあたり、気を付けるべきことを教えて下さい。
A.今の季節、出発地は晴れていても目的地や通過地点で雪が降っていることも
多々ありますので、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤの装着をお願いします。
また、大雪特別警報や大雪に関する緊急発表が行われるような異例の大雪時には、
全車輪が冬用タイヤでもチェーンを装着しないと走行できない「チェーン規制」を
行うこともあります。
冬用タイヤの装着はもちろん、万が一に備えて必ずタイヤチェーンの携行を
お願いします。
ただ、これらの装備が万全であっても絶対に滑らないという確証は
ありませんので、スピードを控えるなど一層の安全運転を心がけて下さい。
Q.ちなみにチェーン規制について、もう少し詳しく教えてもらえますか。
A.はい。チェーン規制は、大雪特別警報や大雪に関する緊急発表が行われるような
異例の降雪があるときに行う可能性があります。
チェーン規制が実施される可能性のある区間は、2区間ありまして、
米子自動車道の江府インターチェンジから湯原インターチェンジ間と
浜田自動車道の旭インターチェンジから大朝インターチェンジ間で、
チェーン規制が実施された場合、全車輪が冬用タイヤでも
タイヤチェーンを装着しないと通行できませんので、
常に最新の交通情報と気象情報を入手し、
冬用タイヤやチェーン等の冬装備を万全に細心の注意で安全運転をお願いします。
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冬の高速道路といえば、雪氷作業車両が凍結防止剤の散布作業を
行っているのをよく見ますよね。
作業中の雪氷作業車両は、規制速度と同じ50㌔で作業しているそうです。
これは、路面の凍結防止のための作業ですので、十分な車間距離をとり、
危険ですので追い越しはお止め下さいね。
冬の高速道路では、冬装備を万全に!細心の注意で安全運転を心がけましょう。
■今日の音楽
♪バッド・デイ/ダニエル・パウター