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週末プラスα

2012年

12月21日(金)

時の流れを感じる盛大な年越しイベントはいかが?!(島根)

いよいよ年の瀬が迫って来ました。皆さんは、今年1年どんな年だったでしょうか?
今年最後のドライブで年越しのイベントに参加したいと考えられている方、こんなスポットはいかがでしょうか?

今日ご紹介するドライブスポットは島根県大田市仁摩町にある仁摩サンドミュージアム。
ピラミッド型の大小6つの建物からなる印象的なスポットなんですが、さっそくどんな所なのか仁摩サンドミュージアムの糸賀邦夫さんに聞いてみました。

  • 島根のほぼ真ん中にある仁摩サンドミュージアムは平成3年にオープン。琴が浜の鳴き砂を守ること、そのための環境保全がテーマのミュージアムです。

鳴き砂とは、粒の揃った石英の多く含まれた砂が、こすれあって「キュッキュッ」と音を発する事なんですが、仁摩サンドミュージアムでは、この鳴き砂を実際に体験することも出来ますし、日本各地の砂214点、それから中国の砂漠の砂やオーストラリアの砂など、世界の砂93点の展示や資料を見る事が出来ます。また大小100個を超える砂時計や砂をテーマにしたオブジェなどを見ることも出来ますよ。

そして仁摩サンドミュージアムを訪れたら、必ず見ておきたいのが高さ5.2m、およそ1tの砂を使った「一年砂時計」。コンピューター制御によって、1秒2万粒、1日2740gの砂が一年をかけて流れ落ちてゆきます。現在は、すでにほとんどの砂が流れ落ちているということなんですが、この砂時計は一年の終わりに半回転され、また新しい時を刻み続けていきます。
ここで、引き続き糸賀さんに仁摩サンドミュージアムで行われる年越しイベントの事について聞いてみました。

  • 12月31日の9時半からイベントがスタート。時の祭典として主に屋外だが振る舞いそばやぜんざいも用意しています。仁摩サンドミュージアムは1月1日から開業!

今年もイベントでは、ライブやゲームなどの催しがあった後、年越しに合わせて108人の年男・年女が一年砂時計を回転させます。
年が明けた瞬間には打ち上げ花火も上がりますし、イベント終了後は深夜1時まで、ミュージアムが無料開放されるので合わせて館内を楽しむことも出来ます。

隣接している「ふれあい交流館」では、ガラス工芸体験やサンドミュージアムのオリジナルグッズが販売されているので、是非お土産に砂時計を買ってみてくださいね。
しっかりとイベントを楽しんだら、このまま出雲大社まで初詣に行く!という人も多いそうです。なお、仁摩サンドミュージアムは29日から31日のイベント開始までは休館となっているので、ご注意ください。

【交通アクセス】
仁摩サンドミュージアムへは浜田自動車道を経由して山陰自動車道江津インターチェンジを下りて、国道9号線へ。およそ30分での到着です。