松本裕見子のDearWoman

無痛分娩について


25回目は、
産科・婦人科 藤東クリニック 副院長 藤東猶也さんです。
今回は無痛分娩について教えてくださいました。

アメリカではお産の8割が無痛分娩ということ
日本ではまだまだ浸透していないという現状があります。
その理由として、「おなかを痛めて産んだ」という
フレーズがよく使われるように、
日本ではお産は痛みを伴うものという
固定概念がいまだ強いからともいわれています。

ただ最近のお産は、
妊婦さんの希望をくみとるようになってきていて
その中でも出産を楽にしたいというのは、
妊婦さん達の多くが願うこと、、、。
妊婦さんの痛みや不安をとりのぞくため、
安全な硬膜外(こうまくがい)麻酔法による
無痛分娩を希望される妊婦さんも増えてきたとおっしゃいます。

硬膜外麻酔とは、手術などで使う腰にうつ
局所麻酔で、下半身がしびれるようになり、
痛みをブロックすることで
胎内の赤ちゃんに影響は少なく、
分娩時間が短縮でき、比較的安全で楽なお産といわれています。

陣痛・分娩への過剰な不安や強い痛みは、
妊婦さんの血管を収縮させ、
子宮や胎盤に流れる血液量を低下させ、
胎児に供給される酸素量を減少させる可能性があります。
無痛分娩ではこの悪影響を避けられるそうです。

もちろんデメリットもあります。
医療では副作用が全くないわけではありません。
可能性はあります。
麻酔にともなう合併症や、麻酔を使うことで
全身の血圧が下がり、子宮の循環が悪くなり、
赤ちゃんがしんどくなることがまれにあるそうです。

そして、
無痛分娩は保険適応がありません。自費診療です。
通常の入院分娩費用に追加費用がかかります。
お産に対しては、皆さんいろんな希望がありますよね。
しっかりと自分で納得して、選択するのが大切と思いました。





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