松本裕見子のDearWoman

子宮内膜症と不妊


58回目も
広島中央通り 香月産婦人科 生殖医療科部長 楠田朋代先生に
子宮内膜症と不妊について伺いました。

子どもを産み育てる世代の女性の5~10%は
子宮内膜症に罹患していると言われています。
子宮内膜の組織が子宮の筋肉、卵巣、骨盤の膜などにできてしまい、
月経と同じ時期にそこで出血をおこし、
その場所に出血がたまってしまう病気です。
卵巣にでき、卵巣内で出血がたまって徐々に大きくなっていく
卵巣子宮内膜症嚢胞や子宮の筋層にでき、
子宮全体が腫れてくるのが子宮腺筋症、
骨盤の膜で出血し癒着を起こすことを繰り返す
骨盤子宮内膜症など、いずれも原因ははっきりしておらず
不妊にも大きく影響すると言われています。

子宮内膜症がある場合、
手術や薬物療法での治療が行われるそうですが
手術で取る場合、妊娠を目指す方は、同時に骨盤の中を洗って
炎症効果を減らし、卵管の機能を戻したりすることで、
ある程度自然妊娠の確率が上げていくことが出来るそうです。

薬での治療だと
低用量ピルや「ジェノゲスト」などのプロゲスチン製剤を使うことで、
ひとまず月経痛などを症状を和らげることができます。
ただ、これらの薬を使用は排卵をおさえているので
服薬期間には妊娠ができません。
なので、治療する年齢など条件によって
治療の方針や治療法も変わってくるそうです。

年齢が高い方に対しては、手術をして自然妊娠を目指す方法だと
妊娠の条件が、どんどん悪くなってしまうので、
早めに体外受精という選択肢になる場合も多いですねと楠田先生。
どちらにしてもできるだけ早期の段階で対処されることを
おすすめされるそうです。
現代女性に増えている子宮内膜症、おかしいなと思ったら
早めに病院に行って下さいね。





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