松本裕見子のDearWoman


74回目は、
産科・婦人科 藤東クリニック 藤東猶也副院長に
「妊娠中に注意したい感染症 TORCH(トーチ)症候群」について
教えて頂きました。

Tはトキソプラズマ
猫の糞尿や感染した動物の肉を生や不十分な加熱調理で食べた場合などに感染し、
妊娠初期14週の初感染では、赤ちゃんが亡くなったり、
脳のへの影響があったり重症化しやすいので注意が必要だそうです。
砂場で遊ぶ時やお肉の加熱には気をつけましょう。

Rはルベラで風疹
妊娠20週までに感染すると、赤ちゃんが先天性風疹症候群になることもあるそうです。
予防接種を確認しましょう。

Cはサイトメガロウイルス
乳幼児に神経学的後遺症を引き起こす、
ウイルス感染症だそうで
子供だと風邪症状が数日でおさまりますが、
妊娠中は重症化に気を付けてください。

Hのヘルペスは
妊娠初期に初めて感染すると、胎盤を介してウイルスが全身や脳への影響を与えます。

Oのアザーは、パルボウイルス、梅毒、リステリアなどによる感染ですが、
パルボウイルスはリンゴ病
梅毒は妊娠中に感染すると赤ちゃんに先天性梅毒となる危険があります。
リステリア菌は、自然界に広く分布する菌で
ナチュラルチーズ、食肉、野菜などにもありますが、
妊娠中はこれらの食品を生で食べることを控える、または再加熱することを
おすすめするそうです。

気をつけないといけないものがたくさんあり、驚きましたが、
このような感染症は健康な人でも感染するもので、
ほとんどの場合で症状もかるく済むそうなんです。
ただ妊娠中に感染すると赤ちゃんに先天性異常が生じる可能性もあるので
周りの人もこのような感染症があることを知って、
妊婦さんを気遣ってあげたいですね。





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