松本裕見子のDearWoman

女性の毛髪医療について


81回目は、
美容皮膚科 エルムクリニック広島院 医師の永岡紘子先生です。
「女性の毛髪医療」について教えて頂きました。
平均的な日本人の毛髪は、およそ10万本であり、
1日の抜け毛は50~100本と言われています。
男性の育毛治療は比較的浸透していますが、
女性も同じように薄毛に悩んでいる方は多いそうです。

2017年に皮膚科学会から発表された新しいガイドラインでは
女性の脱毛は男性ホルモンの影響だけでは説明できないものが多く、
新しいガイドラインでは女性型脱毛症と呼ばれるようになりました。

発症年齢のピークは、若年層と閉経後ともいわれていて、
出産後の脱毛症、休止期脱毛、膠原病や慢性甲状腺炎などの
全身疾患に伴う脱毛、貧血、急激なダイエット、ホルモン治療や薬剤による脱毛は
除外しているのでしっかりとした問診や検査が必要です。

治療法としては塗り薬で、男性型脱毛症に対する外用薬としての開発が進んだ
ミノキシジル外用やアデノシンの外用もあります。
が、しかし内服薬は、女性型脱毛症には確率されたものがないのが現状です。

男性型脱毛症では強く推奨される、フィナステリドやデュタステリドは、
育毛効果が高く有効だと言われていますが
妊婦や妊娠の可能性がある女性や授乳中の女性に投与すると、
男子胎児の生殖器官などの正常発育に影響を及ぼすことがあるので、
服用ができないと言われています。
他にも赤色LED治療および低出力レーザー照射やウィッグの利用もありますが
睡眠不足、睡眠リズムの乱れ、不規則な食生活、過度なダイエットも
毛の成長に影響しますので生活改善し、しっかりと頭皮の環境を整えましょう。
もちろんストレスも禁物です。
悩んだら専門家に相談ですね






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