松本裕見子のDearWoman

「眼精疲労」について


92回目は、
広島中央通りふじたか眼科 院長 藤高尚恵 さんです。
今やスマホを使わない日はありません。パソコンやタブレットも使いますし、
朝起きた瞬間から、目が重いなと感じることもあります。

十分に休んでも疲れや痛みの症状が残る場合は、
「眼精疲労」が疑われるそうです。 
症状としては、目の奥が重い、痛い、まぶしい、
目がかすむ、充血、瞼がぴくぴくする、
頭痛、首や肩の凝りなどです。
イライラや不安を招いたり、うつ状態になったりすることもあるそうです。

私達の目は、水晶体という部分の厚みが変化してピントを微調節していますが
この厚みを変化させピントを合わせているのが毛様体筋。
遠くを見るときは毛様体筋が緩み、パソコンなど近くを見るときは緊張します。
目を使いすぎると毛様体筋の緊張状態が続いて大きな負担がかかっているので、
疲れ目の症状が出るんだそうです。

最近多いのは、もともと視力がいい方、眼鏡もコンタクトも使っていない方が、
40代にさしかったころからパソコンやスマホをみるときに
すごく目が疲れるという症状。
目がいいからと裸眼で頑張りすぎていると、目が疲れてしまいます。

遠くにピントが合っている状態の目の構造なので、
手元用の眼鏡をかけると楽になりますとお伝えしています。
ただ市販されているのものも度数に段階があるため、
自分の状況を知っておくといいですねと藤高先生。

老眼鏡を初めて持つ時などには眼科を受診して
自分の目に合っているかどうか?自分の状況を知っておくことも
目を大切にすることに繋がるとか、
そして、目の使い過ぎによる毛様体筋の負担は
現代の子どもたちにも多いそうです。
1時間ゲームなどしたら15分休むなど工夫して
目を休ませてあげましょうね。





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