松本裕見子のDearWoman

「SDGsと医療」について


100回目は、
産科・婦人科 藤東クリニック 藤東淳也院長 に
「SDGsと医療」についてお話し頂きました。

SDGsとは、持続可能な開発のための目標のこと。
未来の世界の形に向かっていくための目標です。
産婦人科の関連でいうと、
ジェンダー平等や、乳幼児死亡率、妊産婦の健康の改善など、
主に発展途上国や貧困層をターゲットにしたものがありますが、
例えば、世界共通の乳幼児死亡率の数値を目標を掲げたとしても、
国によって医療体制が異なるので一律に評価するのは難しいですよね。

もともと前身のMDGsというミレニアムな8つの開発目標からも
取り組んでいましたが
SDGsになって目標とする未来像を描き、
それを実現する道筋を未来から現在へとさかのぼり、
目標に向かっていく方法は地域ごとに考えてくださいというスタンスで、
より幅広く問題を提議できるようになったのがいいですねと藤東先生。

トップダウンではなくボトムアップ
働いたり生きていく中で、社会を無視すると会社は成り立たないし、
地球環境を無視すると社会も成り立たない。
SDGsの17の目標は、
「なぜ」を考えるきっかけになるのではいかと思います。

森鴎外が、宗教とか倫理などを語る中で
「点や線のようなものだ」と表現しています。
どんなに細かくぽつんと点を打ってみても、拡大すれば円になるし、
どんなに細く線を引いても拡大すると長方形になる。
SDGsで訴えていることもすごく大切だけど
説明するのは難しいかもしれません。
でもこれがなくては未来の形はありえないのだなと思うんですと
藤東院長はおっしゃいます。

自分に出来ることから地球規模の未来を考える
まず、自分の身の回りで出来ることからはじめてみたいですね。





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