松本裕見子のDearWoman

産婦人科の料理人の心がけ


126回目は、
藤東クリニック料理長 吉村 寿洋さんに
お越しいただきました。
呉のご出身で
大阪や京都にある和食の修行された後、
広島で料理店も営んでいらっしゃいましたが
ご縁があって産婦人科の料理長になり14年。

昔は病院といえば調理師さんが
家庭的な料理を作られていましたが
吉村さんは和食の料理人として修業してきたことをいかして、
お産をされた後にお祝い御膳や会席やコース料理を
出されているそうです。

旬の食材を使って
その季節ものを食べることが
健康にとって意味があるとおっしゃる吉村さん。

ただ、産婦人科の料理長として気を付けていることは、
産前産後、お産直前の陣痛のとき、日々の体調の変化で、
食べたいものや食べられないものが
変わってくることもありますから
助産師さんの情報やアドバイスを参考にしながら、
美味しく食べていただけるように日々取り組まれているそうです。

例えば、産前の方への料理などで、
ローストビーフなどは菌が消滅する温度と時間で
しっかり加熱していますが、
生のような見た目でトキソプラズマを
心配される方もいらっしゃるので出さないようにしています。

他にも陣痛食として
陣痛の合間にも食べやすいように、
手でつまんで食べられるおにぎりや
一口パン、果物やゼリー飲料を用意しています。

夏バテで食欲がない方へは
トマト、きゅうり、おくらなどの夏野菜がおすすめですし、
レモンや梅干しにあるクエン酸は胃液の分泌を促したり、
体調を整える働きがあります。
香辛料も食欲増進してくれます。
体を冷やしすぎないよう、具沢山の味噌汁などもおすすめですよと
次々と食へのアドバイスを頂きました。
妊婦さんを食から支える心強い存在の吉村料理長、
またお話聞かせてくださいね。






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