松本裕見子のDearWoman


139回目は、
産科・婦人科 藤東クリニック 藤東淳也院長 です。
今回も以前もお話頂いた「SRHRについて」。
「セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス アンド ライツ」の略で、
「性と生殖に関する健康と権利」という意味でした。

例えば避妊方法にはいろいろありますが、
アフターピルなど世界の先進国では薬局で買えますが、
日本は処方箋が必要で、価格も一桁、高くなっています。
さらに世界では前もってピルを持っていることが標準ですが、
日本はそうではありません。
最近は日本でも人工中絶薬が認可されましたが、
世界とは違って入院して薬を飲むなどまだまだ課題があります。

このように世界のSRHRには差が生まれています。
性や生殖にかんする健康は、とても大切なことですが、
日本ではこれまでなかなか情報を話したり得たりすること難しく
恥ずかしいと思う人が多かったように思います。
知りたい、つらいときにはつらいと言っていいし
それが配慮されるべきですと藤東院長。

こうした支援が欲しいと自分から発信する権利を知ってほしいと
おっしゃいます。
学校教育の中で、性教育を充実させ、
性感染症のリスクや避妊方法についての正確な知識を
若者に提供することで
望まない妊娠や性感染症の感染を防ぐことができるかもしれません。

今、若者の間でHIV、クラミジアなどの性感染症が増えていますが
予防策として、適切な避妊方法の普及や
性行為におけるリスク管理の啓発、定期的な健康診断も必要です。
地方の産科不足も問題です。
妊娠・出産を望む女性の権利を保護し、
社会全体で支える体制が望まれます。
日本でもさまざまなSRHRの取り組みも進んでいますので、
私たちもしっかりと知識欲を持ち
発信される情報を受け止めて行きたいですね。






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