松本裕見子のDearWoman

妊婦歯科健診について


143回目は、
産科・婦人科 藤東クリニック 
藤東猶也副院長に お越しいただきました。
テーマは、妊婦歯科健診です。
広島市では、妊婦歯科健診を無料で行っています。
母子健康手帳に無料券が添付されているのですが、
産婦人科に来られた際に手帳を確認すると
使ってない方が多く、そして出産経験者の約4割が、
むし歯治療や歯周病予防を妊娠前から実施しなかったことを
後悔しているというデータがあるそうです。

妊娠すると炎症の元を刺激するプロゲステロンというホルモンが、
妊娠後期には月経時の10~30倍になるといわれ、
妊娠性歯肉炎が起こりやすくなります。
妊娠している女性が歯周病に罹患している場合、
低体重児および早産のリスクが高くなるといわれ、
飲酒、たばこなどよりもリスクを高めるといわれています。

そして妊娠時は、
もともとが虫歯になりやすい状況にありますと藤東先生。
つわりによる食の好みの変化で間食が多くなったり、
嘔吐で逆流した胃液の影響で歯が溶かされやすくなったり、
少量の食べ物を随時食べ続けるなど、
お口の中の健康が保ちにくいんだとか。

また歯ブラシを加えるのが気持ち悪くなり、
歯磨きの回数が減ったり
長い時間磨くことができないということもあります。
小さめのブラシで小さく磨くとか、
歯磨き剤をあまり匂いしないものに変えてみるのも
いいかもしれません。

むし歯菌の増殖を抑えるといった応急処置もありますし、
妊婦歯科健診や適切な治療や指導を受けて、
妊娠中は特に口の健康づくりに取り組んでください
とのことでした。
妊娠を考えている方、妊娠中の方も
生まれてからではなかなか歯科医院に通うのも大変です。
歯科健診でリスクに気付いて
きちんと治療をしておきましょうね。






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