松本裕見子のDearWoman

「婦人科腫瘍」について


158回目は、
広島中央通り 香月産婦人科 信実孝洋院長にお越しいただき
「婦人科腫瘍」について伺いました。

主に子宮や卵巣にできる腫瘍を婦人科腫瘍といい、
悪性はいわゆる癌、
子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなどです。

良性の腫瘍は、子宮筋腫など、子宮の筋肉のこぶで、
女性の3割~5割が、大なり小なり筋腫を持っていると言われています。
治療が必要かどうかは、サイズや症状で変わってきますが
エストロゲンという女性ホルモンが影響していているので、
エストロゲンを抑える薬で小さくする方法や手術などがあります。

おなかが張ったり、腸が圧迫されるのでトイレが近くなる、
便秘がひどくなりやすい、「過多月経」といって
貧血になりやすいなどの症状があり、
妊娠中に大きくなることがありますが、
妊娠子宮は出血しやすいので、筋腫があっても
妊娠できているということで問題ないと考え、
分娩しち小さくなるのを待つそうです。

他にも子宮腺筋症といって、
子宮内膜症の仲間のようなものができることがあるそうで
子宮の良性腫瘍というと、子宮筋腫と子宮腺筋症が代表的です。

他にも卵巣に良性腫瘍ができることがありますが、
中には奇形腫といわれ髪の毛や皮下脂肪、歯などが含まれることもあるそうです
卵巣腫瘍は自然に治ることはないので
どのようなタイプかをみて治療法を考えます。

本来、親指大の卵巣が
大きくなって動くことで卵巣を栄養している血管がよじれ、
血流障害がおこると差し込むような激痛がおこり、
緊急手術となる場合がありますし、
大きくなるスピードがはやい場合は
早期の卵巣がんがみつかることもあります。

若い人に起こりやすい特徴があるのも注意したいところ、
いずれにしても早めに相談が大切ですね。






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