松本裕見子のDearWoman

産後ケアについて


165回目は、
産科・婦人科 藤東クリニック 藤東猶也副院長に
「産後ケア」について伺いました。
赤ちゃんを産む前や出産した後は、お母さんの身体と心の状態が不安定になります。
広島県では、安心して子育てができるように、母親とその子を対象に
さまざまなサポートをしています。

助産師、保健師、看護師等が母親の体調管理に関する指導や、
子育ての悩みを聞いたり、相談にのってアドバイスをしたり、
授乳の方法や乳房ケア、沐浴、乳児のスキンケアの方法など、
実際の育児技術の指導やアドバイスをおこなっています。

広島市では、出産予定日の前8週(56日)から
出産後1年未満は、
助産師が自宅を訪問し、相談や指導をしてくれるそうです。
また出産後16週(120日目)まで産科医療機関や助産所に宿泊、通所して
相談したりや指導を受けられるものもあります。
自宅に産後ヘルパーを呼ぶこともできます。
訪問した保健師と一緒に必要なサポートを考えたり、
産婦人科で相談していただいてもかまいません。
こうしたサービスを知ってはいるけど、利用していない方も多いように思います。

出産を終えたばかりのお母さんは育児の不安を抱いたまま退院し、
退院後に身近な人の支援が得られない方も多くおられます。
産科での健診は産後1カ月で終了しますが
赤ちゃんの状態もお母さんの状態は刻々と変化し、悩みや不安は続いているはず。
児童虐待や自殺につながる事例もあります。
妊産婦の自殺の多くは産後うつが原因であることも分かっています。

周りが理解してあげること。
妊婦さんの変化に気づいてあげることで防げることがあるかもしれません。
切れ目ない支援で
社会にみんなで子どもをそだてるという気持ちが広がるといいなと思いました。






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