松本裕見子のDearWoman

胚培養士のお仕事


19回目は、
広島中央通り香月産婦人科 生殖医療部 培養室長 吉川優子さんに
胚培養士(はいばいようし)というお仕事についてお伺いしました
胚培養士とは、不妊治療の専門機関にしかいない職種で、
不妊治療で卵子や精子を取り扱う仕事です。

普段は、患者さんの見えないところにいて、
採卵の際に卵子を探す、保管、受精の操作を担当していらっしゃるそうです。
卵子、精子は目では見えません。
卵子が1ミリの10分の1から5分の1、精子は20分の1でもっと小さいとか、、
それらを扱うなんて、
想像もつかない緊張する作業ですよね。

そして、卵子も精子も、もともとは体の中にあるので、
それらを培養器で保管できるように適した環境をつくり、
維持するのも大切なお仕事だそうです。
培養するための機械、インキュベーターには
24時間監視装置を付けて管理していて、
何かトラブルがあればすぐにかけつけれる体制をとっているそうです。

さらに胚培養士は人工授精、体外受精、顕微授精にもかかわります
顕微授精となると、卵子を取り出し、精子の中からよいものを1つ選んで、
卵子に入れていく作業を、胚培養士が顕微鏡下で行うとのこと。
卵子が傷つかないように、できるだけ素早く精子を注入する、
難しい作業と聞きました。

ひとときも気を許せない厳しいお仕事、、
「世代をこえて人生にかかわることになるので
日々緊張感を忘れず全力で取り組んでいます」という吉川さんの言葉に
命の尊さを改めて感じました。





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