20回目も広島中央通り香月産婦人科
生殖医療部 培養室長 吉川優子さんです。
不妊治療で卵子や精子を取り扱う胚培養士は
必ずしも医療を学んできた人がなるという職業ではない
という言葉にまず驚きました。
農学部、生物系の学部の人や検査技師など
生物工学的な分野から胚培養士になる方も多いそうなんです。
受精卵の観察・記録、採卵、体外受精の精子の処理、
人工授精の処理、受精卵の凍結操作など、
どれもいつしてもいい操作ではなく、
受精卵にあった適正な時間に処置をしなければならないそうです。
24時間体制でいろいろな作業を同時進行させながら、
かつ絶対にミスのないように、時間に追われる大変な仕事、、。
聞いただけで凄いですよね。
現在、吉川さんは後進の育成にも携わっていらっしゃって
患者さんがどういう気持ちでこられたのか、
何を望んでいるかを考えたり、倫理観を含めて伝えいかなければと
おっしゃいます。
さらに胚培養士は定期的に更新試験もあり、
常に新しい技術、機器が登場するので
日々知識を深めていくことが必要なんだそうです。
「ここに来てよかった」と言われると
本当に嬉しいとおっしゃる吉川さん。
不妊治療は、奥様とご主人のお互いが一番の理解者であってほしい
納得いくまで話し合って、
おふたりが前向きに人生を考えるお手伝いが出来るよう
最大限のお手伝いがしたい、
肉眼では見えないミクロの世界で、命と向き合うお仕事に
改めて感嘆しました。