松本裕見子のDearWoman


111回目も
香月産婦人科 香月孝史理事長です。
「一緒に考えたい日本の少子化対策」についてお話しを伺いました。
香月先生の専門は不妊治療、25年以上も体外受精に関わってこられました。
1978年、イギリスのボーンホールクリニックで出生した
ルイーズちゃんというベビーが、世界で初めて体外受精だそうですが、
その後日本では目覚ましい進歩をとげ、世界一の体外受精王国と呼ばれています。

がしかし
今、日本の少子化は深刻な問題です。
ヨーロッパでも日本と同様に、少子化が進んだ時期がありましたが、
30年前から少子化対策に取り組み、教育費や養育費、
2人から3人に対する補助金など、子育てしやすい仕組みを
充実させてきました。

これによって、出生率が上昇したという事実があります。
香月先生自身も産婦人科にこられる患者さんが
出産を断念される理由の大半がやはり金銭的な問題だという
実感があるそうです。

子どもの持ち方は多様化する中で、
子育てを支援し続けられる環境があるかも
大切なことだとおっしゃいます。

日本では4月から、
公的医療保険(健康保険)の「出産育児一時金」が、
これまで子ども1人につき42万円から、50万円にアップしましたが、
18歳までの教育費や医療費等、子育てにかかる費用の無償化など
まだまだ課題は山積みです。

そして今、産科も減っています。
この約30年の間に、広島市西区での分娩施設は
西区己斐本町にある香月産婦人科のみとなりました。
総合病院での分娩が減るなど分娩施設の減少が続いています。
ハード面でも安全安心を守るための環境づくりも大切ですよね
日本の少子化を自分ごととして考え、
未来について考えることが今、必要とされているのかもしれません。





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