松本裕見子のDearWoman


169回目は、
産科・婦人科 藤東クリニック 藤東淳也院長 に
お越しいただきました。

女性が初潮から閉経までに経験する月経の総回数を
生涯月経回数と言いますが
昔の女性は生涯で約50回の月経=生理を経験していたのに対し
現代女性は約450~500回と9~10倍も多くなっているんだそうです。

ここ最近の100年で月経の回数が
約10倍になっているのはとても大きな変化で
初潮の年齢が低下し、結婚や出産の年齢が上昇し、
出産回数が減少したことによるものと言われていますが
現代女性は「月経が多すぎる人生」を送っており、
これが様々な婦人科系の病気の増加に
つながっている可能性がありますと藤東先生。

例えば月経困難症は、原因となる病気が見当たらない
「機能性月経困難症」がほとんどですが、
月経痛が重い状態が続くと、
将来的に子宮内膜症にかかりやすいことがわかっています。
さらに女性は思春期から閉経に至るまでのおよそ約40年間、
常に女性ホルモンの影響を受けており、
自律神経や免疫、メンタル面にも影響を及ぼしています。

月経前にイライラしたり、体調が悪くなったりする
PMS(月経前症候群)に悩む人も
たくさんいらっしゃいます。
また月経回数が多いことが卵巣にとって負担となり、
卵巣がんのリスクが高まるいうデータがあったり、
子宮内膜症や乳がん、更年期症状の
悪化の一因となる場合もあります。

こうした中、女性が健康で活躍できる社会を実現するためには、
月経に関する正しい知識の普及と
それに基づいた支援が不可欠です。
何か気になる症状があれば、
早めに専門医に相談すること
現代女性の月経に関連する病気の予防のためには
社会全体が理解し、サポートして行けるようになるといいですね。






TOP