AM波が届きにくいビル街等の難聴対策や災害時の情報発信力の強化を目的にAM放送局が流しているものです。
放送内容はAM放送と同じです。
RCCは2015年からワイドFMの整備を進めていて
現在 広島市・福山市・三原市久井・三次市・東広島市に設置しています。
受信できるのは広島県内の約76万世帯(カバー率約63%)です。
90MHz以上の周波数帯(ワイドFM)に対応した受信機が必要です。
お手持ちの受信機の周波数表示をご確認ください。
現在販売される殆どの受信機やカーラジオはワイドFMに対応しています。
RCCラジオのFM周波数帯は県内全て94.6MHzです。
全国のAM送信所が施設の更新時期を迎えていますが、AMとFM2つの施設設備を維持することが難しくなっています。
このため国は維持経費の安いFMに移行(FM転換)することを認めました。
FM転換は一定期間AMを停波する実証実験を経なければなりません。
実験は第一次が2023年秋、第二次が2025年秋頃に予定されています。
RCCはFM転換の検討を進めていますが、第一次実験には参加しません。
よって少なくとも2025年秋頃まではAMが聞けなくなる地区はありません。
第二次実験の参加については検討中です。