今日の「安仁屋宗八の直球勝負」では、安仁屋さんに
先日亡くなったカープの元監督、古葉竹識さんの思い出を
たっぷりと語っていただきました。
安仁屋さんがカープに入団されたとき、古葉さんは現役の遊撃手。
新人の安仁屋さんは、古葉さんに「絶対に逃げるな。俺のところに打たせろ」と言われ
右打者の内角をどんどん攻めるようになったそうです。
安仁屋さんが常日頃「内角を攻めろ」と言われているのは
古葉さんの言葉がきっかけだったんですね。
この写真、桑原さんも言われていた通り
カープ博物館があれば必ず展示されるような貴重な写真です。
1964年6月14日の広島市民球場での巨人戦。
安仁屋さんはプロ2度目の先発で、9回1失点で初完投・初勝利を挙げました。
この試合も古葉さんは華麗な守備を見せてくれたことでしょうね。
そして、安仁屋さん、入団当時はグランド外でも
古葉さんにお世話になったそうで、
「男一人じゃさみしいだろう」と
何度か古葉さんの自宅に招かれて、古葉さんの奥さんの手料理と、
「すき焼き」をお腹いっぱい、ごちそうになったそうです。
安仁屋さんが阪神からカープに帰ってくるきっかけも、
当時監督だった古葉さんからの声掛けだったとのこと。
安仁屋さんご自身も「今の私があるのは古葉さんのおかげ」と言われていました。
安仁屋さんと古葉さん、何か見えない糸でつながっていたんですかね…
コーナーの最後に安仁屋さんが
「お別れは言いません。古葉さんはこれからも私の心の中でずっと生きているから…」と
言われました。
安仁屋さんにしか言えない重い言葉でした。
改めて古葉さんの冥福をお祈りします。
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