今日の「安仁屋宗八の直球勝負」は
トップス広島から中国電力 陸上部の岡本直己選手をスタジオにお迎えしました。
中国電力陸上部は先日(11月)行われた中国実業団駅伝で8年ぶりの優勝を果たされました。
岡本選手は1区を走られ、トップと18秒差の3位でタスキを渡されました。
岡本選手の好スタートがいい流れを作ったと言っても過言ではないでしょうね。
8年前までは「勝って当たり前」のチームが苦しい時期を経ての優勝。
岡本選手も「周囲の反響にびっくりした」と言われていました。
メディアでは、優勝のウラに4月に就任されたOBの佐藤コーチ存在が指摘されていますが、
それについて聞くと「猛練習もそうだけど、選手にプロ意識を植え付けてくれた」と
話されていました。やはり意識改革は大切なんですね。
本番のニューイヤー駅伝に向け、チームも順調に調整ができているそうで、
こちらも8年ぶりの入賞に期待が高まりますね。
岡本選手といえばマラソンでも活躍中。
今年2月の大会では自己記録を33秒更新する2時間8分4秒で5位入賞。
このレースで、来年の秋に開催される2024年パリ五輪代表選考会
マラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得されました。
岡本選手、現在38歳。
長く活躍できる秘訣を聞くと
「昔は記録を目標に走っていたが、今は家族(妻)が走る原動力」と
家族の存在が大きいと話されていました。
年齢についても「五輪連覇を達成した世界チャンピオン、ケニアのキプチョゲ選手は同い年。
でも、彼はベテランとは言われない。
なので年齢のことは気にしないようにしている」と話されていました。
安仁屋さんも「年齢のことは関係ない。38(歳)は通過点。
ぜひ次のパリ五輪を目指してがんばって」とエールを送られていました。
今後も中国電力、そして岡本選手の走りから目が離せませんね。
PR