読書の秋。 歴史小説に浸ってみてはいかがでしょうか?
今日の「ごぜん様通信」は、
明日(10/15)発売される『 駆ける 少年騎馬遊撃隊 』
著者の稲田 幸久さんにお越しいただきました。
まさに、この作品で作家デビューする稲田さんは
生まれも育ちも広島で安芸高田市職員としての勤務経験も。
「第13回角川春樹小説賞」 に応募し、
計454点の中から選考委員満場一致で選賞され、
出版の運びとなりました。
さて、気になる内容ですが・・・
時は戦国時代。
毛利軍と尼子再興軍が激突した「布部山の戦い」と、
そこに向かうまでの両軍のヒューマンドラマを
丁寧かつダイナミックに描いています。
戦火で愛する人を失った
毛利軍の少年・小六と尼子再興軍の山中幸盛(鹿之助)。
それぞれに戦わなければならない大義があり、
その思いが戦場でぶつかります。
歴史小説は苦手という方もいらっしゃるかも知れませんが、
リズム感のある文章と、その展開にぐんぐん引き込まれます。
『駆ける』の名の通り、疾走するかのようにページが進みますよ。
そして読了後の充実感!
毛利の武将が登場するのも広島人としては親しみが湧きますね。
出版は「角川春樹事務所」。
書店で、是非、手に取ってみてはいかがでしょうか?
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