今週末『ばら祭』が開催れる福山市は「ばらのまち」としてお馴染みですが、
一方で「繊維産業のまち」としても有名ですよね。
今日「ごぜん様通信」は、
福山市神辺町で刺繍などの繊維加工やオリジナル商品を製作販売している、
「有限会社アルファ企画」の廣中 登志治社長に電話でお話を伺いました。
およそ30年前に創業し、刺繍などの二次加工を手掛ける同社。
2000年には刺繍技術を競う世界大会『ユーロステッチ』で
最優秀賞を受賞するなど廣中社長の腕が買われてか、
国内以上に海外のアパレルメーカーから発注を受けているそうです。
一方、15年ほど前からは自社商品を展開。
木の皮にデニムを押し当てて模様をつける『ウッド・デニム』、
瀬戸内のさざ波をプリーツで表現した『瀬戸内ウェーブ・シリーズ』など
こだわりの商品を手掛けています。
コロナ禍に加え、原材料高、円安と繊維業界を取り巻く環境は楽観できませんが、
反面、ここ数年の「日本ブーム」で海外では和物人気が高まっています。
海外需要を取り込みつつ、同時に地元・福山への地域貢献を模索する廣中社長でした。
アルファ企画HPはこちら
ちなみに今週末(5/14・15)開催の『福山ばら祭』ではワークショップを展開。
本通りの『はぶ文泉堂』前で『ウッドデニム』作りなどが体験できるそうですよ。
ぐずついた天気も持ち直すようなので、足を運んでみてはいかがでしょうか?
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