2019年03月11日(月)放送
■先生の地図。
車に乗っている人、自転車に乗っている人、
歩いている人、それぞれの立場で街の見え方は違う
ということはよく聞く話なのですが、
保田先生の場合は、またちょっと違うのです。
全ての街を飲食店を中心に記憶しているのです。
例えば、街のランドマークとなる有名な建物、
公共施設だったり、あるいは本屋さんだったり、
みんなが知っている目印があるものなのですが、
この「みんな」が曲者で、保田先生はこの中に
入っていない可能性が高いのです。
「あの公園の先ですよ」「どこやそれ?」
「ボロッボロの(いい意味で)ラーメンのとこか」
「そういえばそんな店もあったような」
こんな感じなんです。
ラジオをやっている身からすると、これは困った事態です。
だって、こっちは常識だと思って話すことが通用しない
訳ですから。
もう、相手を見て、話を変えないと仕方がない訳です。
「保田先生なら、こう言った方が分かるかな」みたいな。
みんなに向かって放送しているラジオ番組も難しいですよね。
大丈夫かなって、ディレクターは何だか心配になってきました。
この話も、ちゃんと伝わってますか?
ディレクターK