松田会長曰く、一言で言うと”大物勝負師”。
決断が早いという深川社長の話はとてもおもしろい。
聴きどころは中国へ進出したエピソード。
中国のマンションはスケルトン販売が常識だった。
内装がない状態で購入し、購入者それぞれが個別に業者に発注し内装工事を行う。
だからいつもエントランスやエレベーターには資材が置かれていて、景観も良くない。
さらに業者によって設備が破損させられることも少なくない。
そこでマリモは中国に内装付きのマンションを持ち込んだ。
最初苦労したが、完成までには完売し成功。
今では中国でも内装付きマンションが主流だそうだ。
いい話ばかりではない。
中国でオープンした温浴事業は赤字が続いて2年半で撤退し20億!の損。
成功も失敗もあるけれど、確実に会社は大きくなっている。
中国進出は2009年。
2008年のリーマンショックの翌年に仕掛けたあたりが、
松田会長に勝負師と言わしめる理由かと。
また父親である先代の社長との関係も興味深い。
詳しくは放送音声をお聴きください。