広島空港が完全民営化されました。
三井不動産出身で東京ミッドタウンの運営会社の社長を務めた経歴を持つ中村康浩さんが社長に就任。
広島に住むのは初めて。
昨年還暦を迎えられ、61歳で新しいチャレンジとなりました。
知らない土地で、知らない人と、知らない仕事をする。
広島国際空港株式会社は16社によるコンソーシアムになっていて、そこに合併した旧広島空港ビルの社員も加わる。
様々な経験やスキルを持った人たちを束ねて率いることに。
空港の民営化は、国が管理していた滑走路とともに、ターミナルビルや駐車場などの周辺施設も含めて、空港全体を一体的に運営するということだそうです。
例えば滑走路を利用するための着陸料も柔軟に設定できます。
本数の多い航空会社には安くするということも可能になるわけです。
こうして便数が増えれば利用者が増え、利用者が増えればビル内の飲食店や駐車場の売上も伸びて好循環が生まれます。
民営化した広島空港の未来に期待が膨らむお話が聴けました。
放送音声もお聴きください。