
「それ聴け!Veryカープ!」は、
4月から月に1度、球界のレジェンドをゲストにお迎えしてお話を伺う
『月イチ・レジェンド企画』をスタート!
1回目となる今回は、安仁屋宗八さんをゲストにお迎えしました。
毎週お届けしている「坂上俊次が選ぶ先週のワンプレー」。
坂上アナウンサーの目線で、先週の注目プレーを振り返っていますが、
今回は「安仁屋宗八が選ぶ先週のワンプレー」をお送りしました。
安仁屋さんが選んだプレーは…19日(木)ヤクルト戦。
「12回裏の下水流選手のライトへのサヨナラタイムリー」
…の前の打者、「安部選手がレフト前ヒットで二塁に行った」というプレー。
この安部選手が足で稼いだ二塁打が、サヨナラ勝利を導いたとのこと。
どういうことか?
安部選手が2塁まで行ったことで、
これ以上得点を許せないヤクルトの外野陣が前進守備にシフト変更。
続く下水流の打球は、その前進守備の間を抜けていったのです。
もしも、安部選手のヒットがシングルヒットだった場合には、
ヤクルトの外野はあの前進守備にはなっていなかった。
つまり安部選手の俊足のよって、あのサヨナラ勝利を掴んだのです!!
安仁屋さんのワンプレー、面白かったですねえ~!!
また、20日(金)の中日戦。
7回7安打7失点の中田廉投手をなぜ代えなかったのか!?
リスナーのみなさんからも、たくさんの質問をいただきました。
安仁屋さんの考えは…
中田廉投手は、ずっとノーアウト満塁などのピンチの場面で投げてきた投手。
あそこで、“打たれたから”と言って代えたら、彼はあそこで終わる。
「143分の1だから良い!」
中田廉投手を信じて投げさせたイニング。
将来を考えると、それも大切なこと。
ただ勝ちにこだわって代えていると、選手は続かない。育たない。
自分で決めてこい!という期待を込めて投げさせている。
次が、中田廉にとって大事な登板になる!
…ということでした。
あの「代えなかったこと」にも意味があるということでした。
『月イチ レジェンド企画』
今後もいろんな考えを伺うことができそうです!!
次回をお楽しみに!!

安仁屋さん、ありがとうございました!!