中四国ライブネット

2024年2月4日(日) 18:00~20:00

徳島から、日本の農業を変える!~ナニワの社長の挑戦~

鳴門市のたこ焼き店「鳴門屋」の自慢は、出汁に使う鳴門鯛と阿波尾鶏のエキス。代表の川端秀一さんが故郷・大阪のたこ焼きの食感に徳島の食材の風味をマッチングさせ、遠路から買いに来るファンも多い。
8年前鳴門に移住して徳島の食材に惚れ込んだ川端さんは、麺やスナックなどの加工食品も独自開発、自ら飛び込みセールスで量販店や全国チェーンのコンビニとの取引を次々成功させていく。
「商談の8割は漫談や」と笑い飛ばす川端さん。実は強力な「武器」を持っていた。
何をどのように加工したかを示す仕様書や原材料の履歴、約300項目に及ぶ農薬の残留検査結果まで・・
安全安心を網羅するデータを自社で保有していた。大手商社並みの業務をなぜ、町のたこ焼き店ができるのか・・
実は川端さんは海外でも活躍した農業エキスパート。現場の第一線で品種改良や特産品の開発、指導にも力を注いできた。
その技術と開発力で第二の故郷徳島を農業で活性化させたい。去年4月には農産品を扱う総合商社を立ち上げ、農家と新たな取り組みを始めた。信条は、「販路ありき農業」。農家の売り先をあらかじめ確保することで経営は安定、強化もはかれる。
それには需要を掻き立てる「仕掛け」が必要。川端さんと農家の新たな試みが、従来の常識に埋没していた日本の農業の価値と将来性に光を当て、輝かせていく。

【伝えたいこと】
○従来の農業、流通の現状、問題点
○ゲームチェンジャーとなる取り組み、農業、流通業界の「気づき」
○農業の新たな可能性、担い手を増やす方策とは

福井 和美(アナウンサー)
森本 真司(アナウンサー)
川端 秀一 さん(株式会社鳴門屋代表取締役)

出演者写真

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