中四国ライブネット

2025年3月9日(日) 18:00~20:00

ナニワの社長、徳島から日本の農業を変える!激動の2年間

鳴門市のたこ焼き店「鳴門屋」。遠くからわざわざ足を運ぶお客は多い。
自慢は、出汁に使う鳴門鯛と阿波尾鶏のエキス。店主の川端秀一さんが故郷・大阪のたこ焼きの食感に徳島の食材の風味をマッチングさせたものだ。
9年前鳴門市に移住、たこ焼き店を経営しながら麺やスナックなどの加工食品も独自開発、自ら飛び込みセールスで量販店やコンビニとの取引を次々成功させていった。
コテコテの関西弁。「商談の8割は漫談や」と笑い飛ばす川端さん。実は強力な「武器」を持っていた。
何をどう加工したかを示す仕様書や原材料の履歴、約300項目に及ぶ農薬の残留検査結果まで・・
安全安心を網羅するデータを自社で保有していた。大手商社並みの業務をなぜ、町のたこ焼き店ができるのか?
川端さんは海外でも活躍した農業エキスパート。現場の第一線で品種改良や特産品の開発、指導にも力を注いできた。
その技術と開発力で第二の故郷徳島を農業で活性化させたい。2023年4月には、農産品を扱う総合商社を立ち上げ、農家と新たな取り組みを始めた。信条は、「販路ありき農業」。農家の売り先をあらかじめ確保することで経営は安定、強化もはかれる。
それには需要を掻き立てる「仕掛け」が必要。川端さんと農家の新たな試みが、従来の常識に埋没していた日本の農業の価値と将来性に光を当て、輝かせていく。何を、どうやれば、変わるのか・・激動の2年間に密着した。
【伝えたいこと】
○従来の農業、流通の現状、問題点
〇ゲームチェンジャーとなる取り組み、農業、流通業界の「気づき」と「変化」
○農業の新たな可能性、担い手を増やす方策とは

四国放送 福井和美(ふくい・かずみ)アナウンサー
四国放送 森本真司(もりもと・しんじ)アナウンサー
川端秀一さん(株式会社鳴門屋代表取締役)

出演者写真

TOP
TOP
過去の放送内容