あらゆるジャンルで多様性が叫ばれる昨今、みなさんは自分たちが生まれた故郷の方言を使っているだろうか？
インターネット、スマートフォンの登場は、2000年以前の生活様式を一変させた。
人々は、Facebook・Instagram・X（旧Twitter）などSNS（ソーシャルネットワークサービス）を通じ、多くの情報を広く無差別に拡散する。
これにより各々の地方がもつ独自性が薄れてきている。
際限のないボーダレス化だけではない。
これから我々が進む未来では、地方の集落・町のいくつかは消滅すると予測されている。
方言が消える…。我々現代人は、今こそ、おらが村の方言を見直す時ではないだろうか？

四国放送ラジオでは、これまで阿波弁研究の第一人者、徳島大学名誉教授・仙波光明氏の協力のもとワイド番組の中で阿波弁をテーマにしたコーナーを放送してきた。
また最近では、四国放送アナウンサー森本真司と吉本芸人のずばり！タコ介氏による阿波弁コントは、リスナーの反響も大きく人気を博した。
今回のライブネットでは、真面目な講座ありコントあり、阿波弁の魅力を再発見するとともに、他県の人々にも方言の大切さを再考する機会となってほしい。