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服やバッグ、靴など、ファッション用品を買う時に気にするポイント、ありますか?
近頃、よく聞くSDGsがファッション業界でも注目されています。
世界各国のシューズメーカーがサステナブルスニーカーを手掛けています。
植物由来の素材やこれまで捨てられていたものでスニーカーを作る、といった動き、
履き終わってメーカーに返却すると、新しいシューズに生まれ変わる、なんて商品も。  
もちろんスニーカー以外にも、サステナブルなファッションアイテムはたくさん。
今日はそんな「サステナブルファッション」に注目して、お送りしていきます。

スニーカーや、ファストファッションなど、比較的お手頃なイメージがありますが、
実は、ラグジュアリーな世界でも、サステナブルな取り組みが注目を浴びています。
どんな素材が使われているかというと、なんと、キノコです。
あの、高級ブランド「エルメス」が、今年の3月にパリで行った展示会で、
キノコの菌を原料にした、人工のレザーで作られたバッグを発表しました。
このバッグに使われているのは、「シルバニア」と呼ばれるバイオ素材です。
菌糸体をレザーのように加工する特許技術が取り入れられ、とても薄い素材です。
特別な培地で育てられた菌糸体をシート状に加工して乾燥。
加工作業は、エルメス伝統の技法を使って行われるとか。
この菌糸体という天然の素材からレザーを作る技術を使えば、
動物にも環境にも影響を与えずに、革製品を楽しむことができるんです。
  
エルメスのバッグは、今年の冬頃には発売される予定だとか。
同じくこの「シルバニア」という素材を使う「ステラマッカートニー」は、
「サステナビリティとラグジュアリーの両立が実現する」とコメント。
「バレンシアガ」や「グッチ」といったラグジュアリーブランドも、
よりサステナブルな代替レザーを取り入れることに力を入れています。
これから、こういったバイオ素材を目にする機会が増えるかもしれませんね。

さらに、各ブランドが力を入れているのが、サステナブル素材の研究・活用です。
大きく分けて「天然素材」と「リサイクル素材」の二つがあります。
オーガニックコットンをはじめとする、自然環境への負荷が少ない天然素材と、
使用済みや廃棄する製品を再生したリサイクル素材です。
こういった素材の採用が、ファッション業界で主流になりつつあります。

そんな中、果物から作られた新素材があるのをご存知でしょうか?
パイナップルの葉や、ココナッツやオレンジ、りんごの皮からできた繊維や素材など
それぞれの特徴を生かした、風合いの違うファッション素材が作られています。
その、果物からできた新素材で、最近注目を集めたのが、「バナナクロス」。
バナナの茎を使った繊維で作られた生地です。
収獲が終わると伐採されてしまうバナナの茎を繊維状に加工して、
コットンと混ぜて作られます。
コットンを組み合わせることで、強くてドライな生地に仕上げることができるとか。
廃棄されるバナナの茎を燃やす作業もなくなるので、CO2の削減にも繋がります。

今はまだ、1種類のバナナしか生地に使えないようですが、
今後の研究の成果で、バナナクロスが、コットン・ウール・麻・シルクに続く
第5の天然繊維として定着する日もやってくるかもしれません。

サステナブルファッションの意識は、こうしなければいけない、というよりも、
一人ひとりが頭の片隅に置いておくことで、行動にも少し変化が生まれ、
地球環境を守ることに繋がっていくのではないでしょうか。

ファッション業界のサステナブルな取り組みとは?

・サステナブルスニーカー、
 さまざまな素材でできたものが登場しています。
・エルメスは、キノコの菌糸体を原料にした、
 人工のレザーで作られたバッグを発表。
 ラグジュアリーブランドも、サステナブルを強く意識しています。
・天然素材やリサイクル素材の採用も増加。
 バナナの茎を使った「バナナクロス」が、注目されています。

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