ドライブ日記

今回も、福山、鞆の浦へドライブです。

鞆の浦へ行ったときの「お土産」といえば、
保命酒、観光鯛網の鯛！などが思い浮かびます。

今日は、新たな名物、鯛味噌専門店に行ってきました！

まず印象的なのは、立派な店構えです。なが〜〜い歴史がありそうです。

右から読む、大きな看板も。
よく見ると…「保命酒？」いいえ、鯛味噌専門店です。

引き戸をガタリとあけて中に入ると、
これまた趣がありつつ、開放的な空間が。
おしゃれモダンな感じですね。

奥は畳になっていて、店員さんはその畳に座ったりしながらお客さんとやり取りをします。

↑お話を聴かせて下さった、辻本桃子さんです。

この建物は、江戸時代の後期、160年ほど前に建てられたものだと教えてくれました。

もともとこちらでは保命酒を造られていたものの、
お店の方が高齢を理由に10年前に店をたたまれたそう。

でも、立派な建物を何かに活かしたい。そして、福山に新しい名物を作りたいと思っていた辻本さん。
空き家になっていたところを借り、この鯛味噌専門店を始めたそうです。


販売されている鯛味噌は３種類。
胡麻煮、白、赤の３つです。それぞれ1500円なり。
詰め合わせもありますよ。

それぞれ試食もさせてもらえます。

胡麻煮⇒胡麻の風味がとてもします。唐辛子がアクセントになっていました。
白⇒白みそベース。ほんのりとショウガが効かせてあります。
赤⇒赤みそベース。こちらはほかの2つよりも香りが抜けます。正体は山椒だそうです。

どれも鯛の身をふんだんに使ってあります。

ちなみに、辻本さんおススメレシピは、
くるみを刻み、鯛味噌に絡めておむすびの具にすることなんだそう。
考えるだけでじゅるりです。

取材をする中で 辻本さんは、
「まず、鞆の街に来て、歩いて、食べて…街を楽しんでもらいたい。鯛味噌を通じて、このまちの魅力を伝えていきたい」と仰っていました。

鞆の浦に足を運んだ際は、是非、新名物 鯛味噌をご賞味あれ〜！